アラスカ旅行準備

 このページは、2000年12月のアラスカ旅行の準備に関して、アラスカ&アメリカ旅行に関して私の見た事、聞いた事、感じた事、知っている事などを書き留めたものです。あくまでも、ながしまの趣味や嗜好にもとづく主観的な内容ですので、御承知下さい
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  1. 服装や持って行く物
  2. 寒いという事
  3. 気温が高い事
  4. 私の装備
  5. チケット
  6. アラスカでの日程
  7. アラスカで食べたもの
  8. アラスカの温泉
  9. チェナ温泉の料金
  10. 円/ドル
  11. 飛行機のルート
  12. フェアバンクスの風景
  13. オーロラを見に行く
  14. オーロラは何?
  15. アメリカの飲料
  16. お金
  17. 日本との時差
  18. 郵便
  19. フェアバンクスの12月の天候
  20. 電話について
  21. レンタル携帯電話
  22. アメリカの単位
  23. フェアバンクスの風景〜その2
  24. お土産
  25. 星野道夫さん
  26. カメラと写真
  27. オーロラに駆けるサムライ
  28. 石油パイプライン
  29. アラスカ鉄道
  30. アラスカの雪
  31. アラスカの氷
  32. フェアバンクス周辺の川
  33. 旅行保険
  34. アラスカ大学
  35. アラスカの言葉や英語
  36. 食べ物英語
  37. トナカイのステーキ
  38. アラスカ・オーロラツアー
  39. フェアバンクスの冬のオプショナルツアーあれこれ
  40. 使い捨てカイロ
  41. 最北のビール工場
  42. 25セントコイン
  43. レンタル防寒着
  44. レンタカー
  45. 国際運転免許
  46. 冬のアラスカ運転術


  1. 服装や持って行く物

  2.  とにかく氷点下になるのですが、あまり怖がらずに、チャレンジしましょう。しかし、どのような服そうが適当かご説明します。




    下着シャツ 暖かいもの 汗を良く吸うもの。
    長Tシャツや、ばばシャツがお勧めです。(2枚重ね着もいいかもしれません。)
    その上のシャツ ウールなどでできている、長そで前ボタン襟付きシャツ
    トレーナー 襟シャツの上に着ます。(軽くてあたたかいフリース系のものがお勧め。)
    上着 大き目、長めのダウンジャケットがお勧め ▲レンタルをする場合には不要ですが、簡単な日本の冬でも着るオーバーまたはコートは必要です。
    下半身 パッチ(すててこ)類
    ジーパン ゆたらかなもの
    ズボンカバー ゆたらかなもの。バイクツーリング、釣り、土木作業用のズボンカバー ▲レンタルをする場合には不要です。
    ソックス 暖か目の物で履き慣れたもの、あるいは履き慣れたもの。日本ーアラスカの飛行機の中でも着用できるもの
    厚めソックス 毛糸でできたの厚手のもので、スーパーの衣料コーナーで4足1000円程度で売っているのもので可
    くつ 上記の厚手ソックスをはいても大丈夫なクツで、生地の厚め、厚底のもの、雪でもすべらないもの ▲レンタルをする場合には、特製の靴は不要で、日本でも履いている冬用の靴のみで大丈夫です。
    手袋 薄手のものに、厚手の手袋の2枚重ね ▲レンタルをする場合には厚手の物は不要です。
    マフラー あるといいですね。しかし、息が凍り付いてしまう事を知っておいて下さい。
    耳あて これは必需品です
    毛糸の帽子 例えばスキーができるようなもので、耳と一緒にかくすものならいいと思います。 その場合、上記耳あては不要。(頭の保温をすると、とっても暖かく感じます)
    レンタル・ウエアがある場合に、荷物をできるだけ減らしたい、という場合には、
     上は日本の冬の上着、トレーナーの2枚重ね、下着シャツ
     下は冬用のズボン、パッチ2毎重ね、下着  足は靴下の2毎重ね、足用使い捨てカイロ  手は手袋の簡単なもの、
     頭は、耳の隠れる毛糸の帽子一丁
    という組み合わせで十分ではないかと思います。


    ●その他必要なもの
    スリッパ 飛行機の中で履きます。それから、ホテルの部屋でも使いますから、ぜひ持って行く事をお勧めします。
    懐中電灯 100円ショップでも、しっかりした物を売っています。単三電池2本入れるタイプのものを用意しましょう。
    ペンライトはヒモを付けておきましょう。ヒモの長さは首にとおして、脇腹などのポケットに届くように、 つまり使わない時にはポケットにいれて保温します。
    もちろん、手袋をはめて使えるようなものがいいかと思いますが、練習しておいて下さい。
    電池はスーパーでも売っていますが日本で買っておいた方がいいです
    使い捨てカイロ 日数分プラス2くらいでいいです。
    レギュラーサイズの他に、足用の小さいのも必要です。
    旅行保険 これも、ぜひかけておいたほうがいいですね。
    1週間なら8千円くらいです。
    もちろん保険会社はAIUですね。(格付けAAAです。)
    ちょっとした熱や食あたりなどに、常備薬程度のものを持参しましょう。
    アメリカで不馴れな英語で薬を買うのは困難です。
    というのも、日本で簡単に手に入る風邪薬などは、米国では基本的に医師の処方がないと薬は売ってくれません。

    風邪系、頭痛系、食あたり系、バンドエイド系、ひんやりシート、熱さまシート(ひたいに貼るタイプ)、 体温計
    そして、夜更かしが続くので、キユーピーコーワGOLDとかビンにはいっている栄養ドリンクは必要ですね。
    スキンケア 顔がばりばりになるので、スキンケアは入念に
    リップクリームも必需品
    飲みものとして 必要ならばこぶ茶とか、スティクティーなど

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    2000.9.6

  3. 寒いという事
  4.  前回は、服装について書きましたが、寒いということに関して私の体験談、聞いた話などを紹介します。

    ●寒さにどのような状況で遭遇するか
     まず、旅行中、寒さに遭遇する場所は、  (1)フェアバンクス空港について、お迎えの車に乗る間の約1分。初めての寒さにビックリするかも。  (2)その車から降りてホテルに入る瞬間。  (3)オーロラ観察。  (4)町中を散策するとき。  (5)ホテルから車に乗り空港まで送ってもらい、空港に入る瞬間
     このうち、(1)(2)(3)が防寒着がない訳です。しかし数秒〜1分以内なので、恐れる事はありませんよ。逆にレンタルの防寒着があるのに、この数秒のために、日本では不要なジャンバーを買ってしまうのも考えものです。
     (3)や(4)は防寒着を着て、冷えないようにしましょう。必要に応じて日本から前記の物を持って行き、利用しましょう。

    ●寒い時
     マイナス40度にもなると、顔が痛くなります。
     マイナス20度までなら、顔がいたいということもなく、ちょっと寒いかなぁ...くらいです。

     一番寒かったのは、99年の1月の旅行のときでした。気温は寒いのですが、雪が少なかったという印象です。嬉しかったのは、念願のダイヤモンド・ダストが見れた事です。夜の街灯の中に浮かび上がるキラキラはすごくきれいでした。
     夜をオーロラを待つ間、水を空に放りあげると、落ちて来る時氷になって、パラパラと落ちてくると聞いて、試してみようと思い、ペットボトルに水を入れて、うっかりトランクに入れてしまったのです。さぁ、まくぞ!....と思ってみると、ペットボトルの水が凍っていたり...
     まだバナナで釘を打つところまではいってませんが、いずれ試してみるつもりです。

     寒い時に一番恐いのは、凍傷です。
     とくに気を付けないといけないのは、オーロラがあらわれると脳の中のドーパミン、エンドルフィンの分泌量が増え、寒さを感じなくなり、うっかりと雪のなかへ手をついているのを忘れたりすると、気がついた時には凍傷(しもやけ)になっていることもあるとか...

     それから、ホテルやお店の前などにある氷の彫刻を素手で触らない事です。手が貼り付いて、とれなくなるかも知れないからです。 もちろん「ベロでなめたり」というのは、絶対危険なので、冗談でもしないように。引っ付いた手やベロをはずすために、熱湯をかけなければなりません。 やけどをする可能性もあれば、彫刻が台無しになってしまいます。

     車は冷却水を必要としますが、これがマイナス30度にもなると凍ってしまい、冷却装置を破損してしまいます。
     凍結防止のために、駐車中は電源コードをつないでおきます。

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    2000.9.8

  5. 気温が高い事
  6.  冬のアラスカで私が苦労したことは,2000年2月ですが,気温もずいぶん高く空気が非常に乾燥していたので,鼻の奥が炎症になってしまい,息をしても痛い..という状態になってしまいました。
     鼻うがいというか,ぬるま湯を鼻からのどへ流したり,いろいろ苦労しました。冷たい乾いた空気で咳も出てくることがあります。カゼ薬やのど薬などは必需品です。
     そういえば,アメリカでは薬を買うのに医師の処方箋がいるのでこれと思う薬を日本で買って持参する必要があります。
     室内は暖かいのですが,屋外との温度差が結構つらかったりします着たり脱いだり忙しいかもしれません。

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  7. 私の装備
  8. ちなみに、私の購入したものを紹介すると(全部持って行きます)
     ・ジャンパー 膝まであり、フードのあるもの、オーロラの時にはダウンと一緒に着ます<3千円>
     ・ダウン   ビクトリア(スポーツ店)<1万5千円>
     ・フリース  <3千円でフェアバンクスで購入>
     ・ウールの襟シャツ ゆったりとしたもの<3千円>
     ・トレーナー 普通のもの、寝巻きにもする<千円〜3千円程度>
     ・下着シャツ 適等
    以上が上半身で、マイナス20度以下になるようなら全部着ます。
     ・下のズボンカバー (屋外作業着専門店)<3千円>
     ・ジーンズ     <5千円>
     ・ジャージズボン  <千円>
     ・パッチ・すててこ  <500円>
    これが下半身です。
     ・靴下 普通のポリエステル 4足1000円程度
     ・靴下 厚手のもの 5足で千円くらい
     ・毛糸の帽子、耳あて 2千円くらい
     ・靴 5千程度で内側に毛の植えてあるもの
     ・サンダル.....物資部で3千円.........やっぱりこれがないとね...(笑)

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    2000.9.12

  9. チケット
  10.  さてさて,旅行会社(H.I.S エイチアイエス)にあったてみたのですが大阪〜シアトルは,9月中でも予約でき, すぐにでもとれるとのことです。シアトル〜フェアバンクスは10月からでないとと料金がはっきりしないので それでもよければ,予約はうけるとのことです。
     大阪〜シアトルについては,HIS広島支店では8万5千円,HIS大阪では7万7千円ということです。
     その差額がどうなっているのか,まだつっこんできいていないのですが,ぜひやすくなるようにお願いしたいです。
     シアトル〜フェアバンクスをいれて,トータルで12万円程度か,それ以下になると思います。

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    2000.9.13

  11. アラスカでの日程
  12.  おおまかな予定を書いてみました。
     大体おおまかな時間を記してありますが,やむをえず変更になるものもあるかと思いますので,ご了承を...

    12/16(土)
     18時 夕方フェアバンクスへ着きます
     20時 チェックインの後,夕食
     22時 オーロラ観察(第1夜)へ出発
        15分程度で観察地の森へ
     02時 ホテルへ帰る(天気が悪いときには早く帰ります)

    12/17(日)
     10時朝食 前の日に買っておきます。
     12時までゆっくりします。
         昼食後,アラスカ大学博物館見学
         市内散策
     18時 トナカイのステーキを食べに行く
     22時 オーロラ観察(第2夜)へ出発
     02時 ホテルへ帰る(天気が悪いときには早く帰ります)

    12/18(月)
     10時朝食 前の日に買っておきます。
       午前中にスモークサーモンのお店に行く(予約)
     12時までゆっくりします。
     12時 昼食をとってチェナ温泉へ出発
     14時 チェナ温泉着
        イヌゾリ体験など
     16時 温泉でゆっくりする。
     18時 ホテルへ向けて帰る
     20時 夕食
     22時 オーロラ観察(第3夜)へ出発
     02時 ホテルへ帰る(天気が悪いときには早く帰ります)

    12/19(火曜)
     10時朝食 前の日に買っておきます。
     12時までゆっくりします。
         昼食後,ノースポールのサンタクロースハウス
         市内散策 買い物
         (翌朝にはチェックアウトなので,それなりに荷物片付け)
     18時 夕食
     22時 オーロラ観察(第4夜)へ出発
     02時 ホテルへ帰る(天気が悪いときには早く帰ります)

    12/20(水曜)
     10時 ホテルチェックアウト
        ホテルのロビーでのんびりor市内散策
     12時 昼食
        市内散策etc
     18時 夕食
     20時 飛行機のチェックイン (早目にしておきます)
     21時 オーロラ観察(第5夜)へ出発
        (すぐに空港へ帰ってくるので天候によっては観察には行かない)
     23時 フェアバンクス空港へ
     01時 フェアバンクス空港発シアトルへ

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    2000.9.14

  13. アラスカで食べたもの
  14.  さてさて,アラスカでの食べたものを紹介します。

       一番:トナカイのステーキ
       二番:タラバガニのボイル
       三番:サケのステーキ
       四番:おひょう(おばけひらめ)のムニエル
    かな..

    ●トナカイのステーキは柔らかく,歯ごたえもちょうどよいステーキでした。ソースもなかなかの味で,また食べるのが楽しみです。値段は20ドル(トナカイはシチューになっているかもしれません)
    ●タラバガニ...日本でも値段が安くなってきたので,食べる機会も多いですが,アラスカの新鮮で巨大なのは,もっとおいしいような気がします。値段もレストランで15ドルくらいです
    ●サケ...いわずと知れたサケです。
    日本では「べにじゃけ」(ピンクサーモン)が多いですがアラスカのサケは「キングサーモン」と呼ばれる(日本語名はマスノスケです)がアラスカで一番おいしいサケです。これをステーキなどで食べるのですが,最高です。

    ●オヒョウ(おばけひらめ英語名ハリバット)これはヒラメですから白身魚です。フライとかムニエルとかがおいしいです。

     レストランもこのようなアラスカらしい食べ物のほかに,中華,イタリア風,アメリカ風などいろいろあり,予算も一人2,000円もだせば十分に豪華な食事もできます。
     今までのところは、いずれも高級食材ですが,低級もあります
    ファーストフード
     ピザ     日本よりずいぶん安いのでうれしいです。
     タコス    タコベルというお店のサンドがとてもおいしいです。
     ハンバーガー マクドナルド コメント不要(笑)
     サンドイッチ サブウエイのサンドがおいしいです。
      一人五百円程度で,日本のと同じ感覚です。

    スーパーで
     肉も野菜も日本に変わらないくらい豊富に種類・量ともにあります。
     24時間営業の大型スーパー サングリーンよりデカい店が市内に3件ほどあります。
     とはいえ食材を買ってもホテルは小さいので調理は難しいです。
     しかし,スーパーの惣菜類も豊富にあるのでこれで十分かと思います。
     サラダ,五目中華,フライ,寿司などなんでもあります。
    これも500円〜1000円くらいで,足りると思います。

    お土産用食べ物
     一番はスモークサーモン
      フェアバンクス市内で安く(といっても結構値段はします。)買える
      のでこれを買います。毎年日本に持って帰るのですが,非常に好評です。
     二番はブルーベリージャム
      アラスカの果物といえば,ブルーベリー...これをジャムにしてあります
     三番 板チョコ...これは安くて1枚60円くらいですので,数そろえれます

     買わないのは,お酒..日本へのお土産にするには,普通のウイスキーでは
     日本の値段とあまり変わりがないのと,重いということで買いません
     もちろん,現地で飲みたい人はしっかり買って飲んでください。
     (私は飲酒運転はしないのですが,他人が横で飲んでいるとか酔っているのは,
      まったく気にしないので,しっかり飲んでください。)

    シアトルの空港で
     うどん...これはなんとなくはずせないメニューです。
      もう四回も食べました。(笑)
     クラムチャウダー...シアトル名物です。これも絶対お勧め!!

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    2000.9.15

  15. アラスカの温泉
  16.  アラスカというと寒いイメージがありますが、温泉もたくさんあるのです。というのもアラスカも環大平洋火山帯にあたる場所にあるため、日本にまけず火山地帯でもあり、温泉もあるのです。
     そして、フェアバンク周辺にもいくつか温泉があります。一番有名なのが、チェナ温泉です。
    それ以外にはサークル温泉、マンレイ温泉などがありますが、2つとも道路が悪いので、レンタカーでは行ってはいけないことになっています。(飛行機便があるので、いつかは行ってみたいけど...)

     サークル温泉は、フェアバンクスから東へ300kmくらいのところにあります。セントラルという小さな村にある温泉ですが、この村はドロンズの旅の終点の村であるサークルのとなりにあります。ドロンズとは南米最南端からアラスカの「End of theroad」を目ざしてヒッチハイクをした2人組です。ドロンズも1997年12月31日にゴールした翌日この温泉に入っていました。

     マンレイ温泉はフェアバンクスから北西へ300kmのところにあります。こちらも小さい村にある温泉で、かつてはリゾートホテルがあったのですが数年前倒産して、今では小さな温泉が残るのみの、小さな村になっています。

     この2つには行く事ができませんが、フェアバンクスから80キロのところにある温泉がチェナ温泉です。
    フェアバンクスのオーロラツアーには、この温泉に行くツアーが必ず組まれているほどメジャー名場所です。くるまで90分ほどのところにあり、もちろんレンタカーでも行く事が出来ます。
     ちなみにこの温泉に行くツアーは、運賃のみ一人90ドル程度必要です。さらにディナー35ドルをセットにしたツアーもあり、一番豪華なツアーには一人140ドルほどになります。
     1998年の時は右も左もわからなかったので、120ドルコースへ行きました。1999年2000年ともレンタカーで行きましたから、その高さを実感できます。
     温泉と言っても、日本のような「風呂」でなく「クア・ハウス」つまり水着を着て入ります。入場料は一人8ドル、ロッカーは1個が25セントというところでしょうか。※2000年12月にはひとり10ドルになっていました。
     20mサイズの温水プールと、ジャグジー(泡風呂)がありますがここのメインはなんと言っても「露天風呂」の方です。屋外に設置されたこの風呂は冬期は、外気温マイナス40度にもなります。そして風呂の湯は40度くらいでしょうか。つまり80度もの温度差があります。ここでは、髪がすぐにかちかちに凍って行きます。けっこう面白いです。
     あ、そうそう、最後に忘れてはいけないのが、「水着」です。温泉には水着を着て入ります。

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    2000.9.20

  17. チェナ温泉の料金
  18.  ここは、リゾート地として年々施設が充実して来ています。ホテルもあります。レストランもけっこう美味しいものが食べれますが、ちょっと値段が高いので、あまりお勧めではないです。
     そしてこのリゾートにはいろいろなアクティビティがあります。一番メジャーなのが、犬ゾリです。10分15分20分コースといろいろあって、距離の違いが時間のちがいですが、値段も違います一番安い一番短いコースで一人35ドルくらいかかります。内容のわりにちょっと高い気もしますが、仕方ないですね

     他にはスノーマシン(英語では、スノーモービルの意味)、クロスカントリースキーや、セスナフライトなんてのもあります。こういうのに参加するために「承諾書」というものにサインをさせられます。「事故があっても訴えません」という内容です(笑)
     お土産物屋さん(GiftShop)もありますが、フェアバンクス市内でもたいてい手に入るものばかりで、しかもフェアバンクスの方がすこし安いようです。(でも見るのは自由ですし、チェナ温泉で買った記念という意味もあるので、ここで買うのももちろんOKです。)

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    2000.9.20

  19. 円/ドル
  20.  今日、フェアバンクスの画像をインターネットで見ていたら、この前黄色く色付いていたカエデの葉が色が黒くなっておりさらに時間がすぎてから見ると、徐々に葉っぱがなくなっているのです。
     フェアバンクスの冬が一歩づつ近付いてきています。

     さて、1ドルが106円台で推移していますが、もう少し安くなって欲しいものですね。でも思い起こしてみると...1998年2月は128円 1999年1月は113円 2000年2月は108円でした。1996年秋には80円とかもありました..なつかしい。※その後2000年11月20日、打倒M政権で国民の期待をせおったK氏の計画は倒れ、1ドル110円台へ。旅行中は113円程度、2001年1月には116円にもなりました。

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  21. 飛行機のルート

  22.  今日のお話は,飛行機のルートなどについてです。今回の旅行は行きは(1)関西空港〜シアトル,(2)シアトル〜フェアバンクス帰りは(3)フェアバンクス〜シアトル(4)シアトル〜関空になります。

    (1)関空〜シアトル
     16:55〜9:10(日本時間AM2時)で所要時間9時間20分です。
    飛行機は 左窓(AB_CDEFG_HI)右窓  9列の席の飛行機です。 夕方に出発しますが,飛び上がるころには,あたりは真っ暗になっていると思います。

     機内食は2回あります。飛んでからすぐと,降りる前です。寿司とかそばとかともあります。(あまり美味しくないですけど) 映画とかも見れます。アルマゲドンやプリティブライドなど見ました。片道で2本往復で4本見れます。

     日本からそのまま東へ東へとびます。社会科で,日本から北東へ飛んでいくと習いましたが,この便はそのまま東へと飛んでいきます。ジェット気流に乗っているのだと思います。

     南側の(J列)の窓の外は,オリオン座とか,シリウス,カノープスなどが,見えます。でも今回はちょっと月が残っているので,天の川は無理かもしれません。北側(A列)は,オーロラが見えるかも..と当初期待していたのですが,飛行機があまりにも南よりのコースを飛ぶためにほととんど難しいと思います。 せめて,午前6時ごろにシアトルに到着するようであればいいのですが。シアトル空港では,クラムチャウダーを頂きましょう。
    (2)シアトル〜フェアバンクス
     1飛行機は 左窓(ABC_DEF)右窓  6列の席の飛行機です。
     お昼に飛びたちますが,F列に座れば,アラスカの南東部のフィヨルドと氷河などが見れます。3時間ほど飛びます。そして,氷河に挟まれた入り江の奥にあるアンカレジで休憩します。途中でサンドイッチ(といってもハンバーガーの巨大なもの)がでてきます。ターキーとかあります。
     
     アンカレジにはこの時にしか降りませんのでかつての日本発国際線の中継地であった国際空港を見学できます街までタクシーで20分ほどですが,時間がないので,アンカレジの街の観光はできません。そのかわり数mもの背丈のヒグマの剥製などがあります。

     1時間ちょっとの休憩で同じ飛行機でフェアバンクスへと飛び立ちます。夕方というか,暗くなるころ,フェアバンクスに到着します。A列に座れば,夕日を浴びるマッキンリー山の姿を見ることができるかもしれません。6時ちょうどにフェアバンクスへ着きます。

    帰り
    (3)フェアバンクス〜シアトル
     午前1時に飛行機は飛びます。行きはアンカレジで休みましたが,約3時間のフライトでシアトルへ直行します。
    シアトル時間でAM5:30(アラスカ時間am4:30)ごろに到着します。途中機内食らしきものはありません。
    この飛行機には,A列窓側を押さえるために,早目にチェックインだけでもしておきます。
     うまく,A列窓側がとれたら,あとはオーロラが出てくるのを待ちます。窓一杯に広がるオーロラが出てくるのを楽しみに待ちましょう。
    (4)シアトル〜関空
     シアトル〜関空の飛行機のチェックインができるのはシアトルの空港のカウンターが開く6時半まで待たなければなりません。
    約1時間ほど。チェックインができたら約5時間ほど待ちます。
     シアトルの町まで車で1時間近くかかるので,ここでの市内観光はちょっと難しいかもしれません。(私は,ロビーで寝たり,読書してまちます。)
     飛行機は12時ごろ出発します。太陽がまぶしいので,I列の窓側です。こちらなら,アラスカ南東部のフィヨルド,キーナイ半島,ベーリ ング海峡,アリューシャン列島などみれます。機内食は2回あります。映画も2本あります。
     スケジュール上の所要時間は11時間ですが,実際の所要時間は短いようです。つまり,1998年99年は,出発が30分〜1時間も送れたにもかかわらず定刻どおりの到着。2000年2月は定刻に出発して、40分も早目に日本へ着いたりしています。
    なにはともあれ,無事に帰ってくるように望みます。

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    2000.9.22

  23. フェアバンクスの風景
  24.  こんにちは (あと85日です)
     昨日,セブンイレブンのインターネットショッピングで「アラスカ物語」という本を手にいれました。
     1900年頃の実際の話で,宮城県出身のフランク安田が,1907年に食料不足や疫病で滅亡に瀕したエスキモーの一族をポイント・バローから救出し、彼等一族を率いての移動に成功し,ユーコン川のほとりにビーバー村を創設する実話に基づいて作られた話です。昨夜は寝ないで読みふけってしまいました。
     星野道夫さんの作品を4冊,マッキンリー登山とアラスカの徒歩旅行の話。日本人のイヌゾリの人の話などなどだんだんと増えてきました。


     フェアバンクスの風景について話してみたいと思います。フェアバンクスは,アラスカのちょうど中央の,タナナ川とチェナ川の合流点にある盆地の町です。
     街の中を東から西へと蛇行しながら流れるチェナ川を挟んでいるので,橋が何本もあります。街は4-5階建ての鉄筋の建物がやっという感じです。建物の感じや街の大きさなどから,東広島くらいの感じの街です。
     街の北側に少し高い山があります。この山の向こうでオーロラを見ます。オーロラを見に行く場所は,ホテルから車で10分ちょっとくらいのところです。街から北に10分も走れば,森がずーっと続く景色になります。街の中にでは見ることができませんが,街の北に広がる森の中に,アラスカの石油パイプラインが地上に設置してあるところがあります。このパイプラインを見に行くと思います。石油の話はいずれ)

     街の南側にはタナナ川と川原の原野がず〜と広がってそのまたず〜と向こうにアラスカ山脈,マッキンリー山が見えます。マッキンリー山も見れると思います。
     街から西へ,15マイル(22キロ)のところへノースポールという街があります。ここにサンタクロースハウスというサンタの基地があります。(笑)実際にはギフトショップですが,ここへも行きます。その向こうに巨大な土手があります。白一色のこの土手も妙な風景です。

     フェアバンクスの雪は,12月には30センチ程度積もっていると思いますが,市内の道路は積雪のつど,毎晩深夜にブルドーザーで除雪しています。歩道は,この雪が固まって凍り付いていますので,歩くときには滑らないように注意が必要です。私は99年の時に滑ってしまいました。怪我はなかったですが,気を付けたいものですね。
     フェアバンクスの12月の天候は,晴れ〜曇り〜雪を周期的に繰り返すそうで旅行の間,2日程度晴れてくれれば,絶対にオーロラが見れると思うので,楽しみです。

    天気が良くなるように,行いをよくしておいてください。ちなみに私は晴れ男です。(笑)

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    2000.9.23

  25. オーロラを見に行く

  26. さてさて、オーロラツアーですが、レンタカーなど交通手段のない人は、(大抵の人がそうですが)
    オーロラツアーで行くところは,街から30マイル(48キロ)のところにある山のてっぺんにある「スキーランド」というスキー場です。ここへ行くにはツアーで一人85ドル(9,000円)かかります。

    ちなみに、ここには,トイレもあり,ココア飲み放題というのがありますが,ツアーで行くにはちょい高いですね。自分で行く場合には,この施設の利用料金が17ドル(1800円)だけですが,これでもちょい高いような...

    とはいえ,一度は行ってみる価値があるかもしれません利用料金についても99年の値段なので,今年は今年で交渉してみる価値はあると思います。値上がりしていたりして...

    そんなに遠くまでいかなくても、オーロラが見れますので車で10分ちょっとのところで見ます。ここは、ハイウエイから少しはずれたところですが、ちょっと向こうに人の家などもあり、それほど寂しくないところです。

    森の入り口ですが、ゲートがあるので、その奥には鉱山かなにかあるようです。夜にたまにダンプカーが出入りしているようです。そんなところで見ようと思います。

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    2000.9.25

  27. オーロラは何?
  28. こんにちは 今日もますます 秋めいた雰囲気になってきましたね。

    昨夜は「寝ず」をして,「アラスカ物語」(新田次郎著)を読み終えました。(今日はおかげで眠かったです)めちゃめちゃ面白かったです。(今年のアラスカ帰国後からアラスカの自然,地理,歴史を勉強しているのですが,そんな状況で読んでいるので,内容もより具体的に理解でき,またアラスカの20世紀初等の情勢や,イヌイット(エスキモー)の生活などもよくわかりました。きっと次のアラスカ旅行に役立つ事とと思います。)

    次の旅行では,ぜひ南東アラスカの島や氷河などしっかり見ようと思います。夕焼けのマッキンリーも見たいし...飛行機の席が逆なんですよね。


    今日はオーロラは何?ということで説明です。

     オーロラの光は上空100km以上のところで光っています。
     雲よりもずっとずっと高いところです。雲は高いものでも地上から15kmまでです。ですから気象現象ではありません。オーロラが見えるためには,上空100kmでおーろらの発光が起こること。そして地上〜15kmの空間に雲や霧がないこと。そして,太陽が沈んで暗くなっていることの3つの条件が必要です。

    夏は,白夜なので先の2つの条件が良くても,見れないということなります。


    〜さてさて,オーロラの正体です〜
     太陽は、水素やヘリウムの核融合のエネルギーで熱や光を放っています。この水素やヘリウムの原子が、時として勢いあまって、宇宙空間に放出されます。これが太陽風と呼ばれております。

     この原子の流れは、約40時間で地球の近くまで飛んできます。(ちなみに太陽〜地球は1億5000万kmあります。光は8分19秒で届きます。太陽風の速度は、時速375万km = 秒速1000km )そのときに、地球の磁力にとらえらえ、つまり、北極と南極附近に集まってくるというわけです。

     さらに地球に近付くと、高度約500km〜100kmのところで、大気中の分子と衝突して、そのエネルギーの一部が光となるわけです。これがオーロラと呼ばれるものです。

    この時の光の発生イメージとしては,ネオンサイン管あるいは蛍光灯を思い浮かべてください。ネオン管は両端に電極がありますが,中は空洞のガラスの管です。このガラス管の中に,ネオンというガスを入れ,両端に電気をかけると,この管の中のネオンのガスが光ます。これがネオンサインなどのネオン管です。電極からの電子の粒が,ネオンガスに衝突して光っています。
     ちなみに白熱灯は,細い電線に電気を流して,そこで熱くなり,光と熱を出します。この光を利用しています。

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    2000.9.26

  29. アメリカの飲料

  30. アラスカというかアメリカの飲料についてのお話です。アメリカはなんと行ってもコカコーラとペプシコーラの国です。10年くらい前まではコカコーラがシェアが高かったのですが,ギルバートアメリオだったかな,リストラとか,商品セールスに成功して,コカコーラ 抜くというか,抜いたようです。
     スーパーに行くと,ジュースコーナーにはいろいろな飲料水がありますが,どれもこれも砂糖が入っているかもしくは,ダイエット低カロリー飲料水のようなものばかりです。

    炭酸系コーラ味
     ペプシコーラ,コカコーラ,ドクターペッパー
     それぞれダイエットタイプあり。
    炭酸系サイダー味
     セブン・アップなど
    スポーツドリンク系
     ゲータレード,NCAA
     (これらもカラフルです。炭酸なしですが,けっこう糖分があります)
    フルーツジュース系
     アップル,オレンジ,グレープフルーツ
     (日本より新鮮なものが豊富にあります)
    ミネラルウオーター系
     これもたくさんあります。
    牛乳
     車のウインドウオッシャ液か冷却水を売っているようなポリ容器にはいって売っています。 そのサイズ 1ガロン=3.9リットル。これで,オレンジジュースやグレープジュースも 同じ容器にいれて売っています。

    日本にあるが,アメリカにないもの...
     缶コーヒー,缶茶などの「お茶」など。
     ハチミツレモンのような感じのジュース
    などがあまりありません。

     缶ジュース,ペットボトルジュース類は,日本と同じか少し安いくらいです。水なども安いです。
     2000年の2月の旅行は,ドクターペッパーやチェリーコークを飲みすぎて,おなかが変な感じになったので次回は,あまり飲まないようにします。(といってもチェリー味,楽しみです)
     そのかわり,のどはやっぱりよく乾くので,水はしっかり飲みます。たくさん水を飲んでいると,ちょっとだけ,やせます。(多分)

     今日はあまり,アラスカとは関係ありませんでした...

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    2000.9.27

  31. お金
  32. 今日は、旅行の準備として、「お金」などです。

    単位はドル($)とセント(¢)で、100¢(セント)が1ドルです。つまり、[12.55]となっていれば、 12ドルと55セントの意味です。1ドル107円として1,342円です。「.」ピリオドがドルとセントの区切りです。

    アメリカには、紙幣として
       1ドル札(  107円)
       5ドル札(  535円)
      10ドル札( 1,070円)
      20ドル札( 2,140円)
      50ドル札( 5,350円)
     100ドル札(10,700円)
    コインは、次のとおりです()は通称
       1セント(ペニー)
       5セント(ニッケル)
      10セント(ダイム)
      25セント(クオーター)
      1ドル....めったにありません。
    となります。

     フェアバンクスの街は、アメリカでも少ない「消費税のない町」です石油パイプラインなどの通過点として重要なこの町は国や州の施策の 関係で、交付税が多いのだと思います。高価な買い物は、ここで買うといいですよ(笑)
    ニューヨークなどは13%(毎月1日消費税なしの日があります)サンフランシスコ8.25%、ハワイ、アンカレジ6%日本は5%ですね。(こうして見ると安いですね。)

    買い物で...
     私の過去の旅行では100ドル札をお店で手渡したら、裏表それぞれすかして、撫でて、チェッカーにあてて..なと慎重に偽札ではないか調べられます。ところがアラスカではほととんど、ノーチェックで受け取ってくれます。犯罪少なさが伺われます。
     お釣りをわたすときには 78...79..80..90..100とかいいながら1セントやら5セントを足しながら、100になるようにおつりを出してくれる人がまだいます。暗算で2桁の引き算ができないからです。
     でも、スーパーでは、ほとんどPOS対応のレジになっており、おつりを数えて渡してくれることはありません。
     スーパーのレジで、半分の人がクレジットカードの他、小切手を切って払っています。小切手(パーソナル・チェック)は、私達の場合には 旅行者小切手(トラベラーズ・チェック、TC)と同じですので、TCもスーパーで遠慮なく使用して下さい。

    〜 お金の準備 〜
     ドルでも、TC(トラベラーズチェック)でもいいですが、ドルの現金の場合には1ドル5ドル札を多めにしておいたほうがいいです。とはいえ、広銀などでは、300ドルパックとかいうのがあるので、それでもいいかもしれません。TCもにたような500ドルパックかあるので、それでいいかもしれません。
     私はキャッシュで500ドルそしてTCで500ドルくらい、あとはクレジットカードという方法で行く予定です。

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    2000.9.28

  33. 日本との時差
  34.  こんにちは あと79日です
     日に日に葉っぱが散っています。葉のない白樺の白い幹が妙に目立つようになってきました。フェアバンクスはもうすぐ冬です。

    今日は日本との時差についてお話してみます。
    アメリカには4月〜10月末までサマータイムがあります。もちろん,冬季はサマータイムではありません。冬季(通常)のアラスカ時間は時差が日本より19時間遅れています。私の暗算では6時間進めて1日戻す,という方法で頭の中でやっています。

    さて1日の行動パターンでいくとどうなるでしょう
     am11 起床
     pm01 昼食
     pm06 夕食
     pm10 オーロラ(夜食)
     am02 ホテル帰り
     am03 就寝

    ということなのですが,これを日本の時間にすると

    アラスカ 日本           日本の食事
     am11  (am05) 起床
     pm01  (am07) 昼食       (朝食)
     pm06  (pm00) 夕食       (昼食)
     pm10  (pm04) オーロラ(夜食) (夕食)
     am02  (pm08) ホテル帰り
     am03  (pm09) 就寝

    つまり,アラスカの夜更かしは日本においてちょうど良い早寝早起きに相当します。
    (食事の時間が変ですが...オーロラを見る前後あたりで夜食を頂きます。)
    この時間でいくと,日本と時差のない生活ができる,「究極のながしま式アラスカ時間の過ごし方」となります。(笑)

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    2000.9.29

  35. 郵便
  36. こんにちは あと78日です。

    今日は郵便事情などなど...
     旅先から届く友人知人からの絵葉書,なかなか風情があっていいですよね(ただ,うらやましがられるだけ...というのもありますが....)
     さて,アラスカもアメリカの49番目の州ですから,アメリカと同じ料金システムになります。
    日本宛のエアーメールでは,はがき55¢、封書:1/2oz(オンス)(約14g)で65¢、1ozで$1、1/2ozごとに40¢を加算、最大重量4lbs(約1.8kg)までになります。これで約53ドルになります。

     小包:1lbまで$12.80、2〜4lbまで1lbごとに$6.40を加算、6〜15ozまで1lbごとに$5.44を加算、最大重量44lbs(約20kg)、船便料金 小包:2lb未満$9、3〜15lbで1lbごとに$1.92を加算、最大重量44lbs(約20kg) これで約90ドルです。

     ちなみに,アメリカ国内の郵便料金は、葉書が22セント、封書(first class mail)が33セントです。
    日本の郵便料金(葉書50円、封書80円)と比べると、とても安く感じられます。

     郵便切手は、郵便局の窓口のほか、自動販売機でも買えます。自動販売機では、切手の額面ごとに、数種類の絵柄のものが、10枚や20枚のセットで売られています。
    また、郵便切手の通信販売も行われています。
    ダイレクトメールで送られてくる注文票に小切手を同封して返送すると、注文した切手が送られてくる仕組みです。


     フェアバンクスの町の郵便局はホテルのすぐ近くにあります。ここでは,デザイン切手も買うことができます。
    月曜日の午前中に行く予定にしています。
    また,空港でも切手を売っているので,すぐに切手を手に入れたいときには,空港で買っておくのもいいかもしれません。
    空港にはデザイン切手はないかもしれませんので,デザイン切手を手に入れたいときには,月曜日まで待ちましょう。

    絵葉書は24時間のスーパーで5枚1ドルで,好きなのを選ぶことができますので,最初の夜に買うこともできます。絵葉書はオーロラを写したものや,マッキンリー山,熊など動物,フェアバンクスやアラスカの風景,などなどいろいろあります。

    もし,手紙を出されるのであれば,手紙を書くは午前中と夕方の時間くらいですが,あまり十分でないので,早目にはがきなど買って,(切手は後からでもOK)書いておくことをお勧めします。

    だいたいポストへ投函してから,10日前後で日本へつきますが,アメリカは年に一度のクリスマスカードのシーズンなのです。これは日本の年賀状と同じ状況と思ってください。アメリカ中の郵便局がパニック寸前?なので,あまり早く着かないかもしれません。

    ちなみに,デザイン切手では私は,北極の動物たちが,一番のお気に入りです。

    前回4シート(15枚・シート)多めに買い,日本へ持って帰りましたが,結局また使うので,現地で使った分だけ補充です。5種類の動物のかわいい写真が3枚づつ,計15枚です。値段は33セント×15=4.95ドルとなっています。まだ,売っているといいのですが...

    すこし前には,アラスカのゴールドラッシュから100年記念の切手が1997年に出ていましたが,これは全部使ってしまいました。
    また。新製品でかわいいのがあるといいですね。

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    2000.9.30

  37. フェアバンクスの12月の天候
  38.  いよいよ、九月も終わりました。
     セブンイレブンの本のショッピングで、またアラスカ関連の本を買ってしまいました。
     一つは、アラスカに在住した日本人が、詳しくアラスカのことを紹介した一冊「アラスカ〜最後のフロンティア」東良三著と、そして、1902年にフェアバンクスからカナダへの犬ゾリのルートを開拓した和田重次郎の物語「オーロラのサムライ」です。今から楽しみです。


    オーロラとは関係ないですが、私の好きな冒険家の大場満郎さんの
    番組があります。
      NHKスペシャル
      「北極圏700キロを歩く・冒険家・大場満郎と若者たち」
       00/10/1(日)午後9:00〜9:50
    一人で歩いて北極を渡った人です。彼の北極横断の日記も本になっているので読みました。もし興味があれば見て下さい。

    フェアバンクスのここ3年の12月の天気を調べました。
    1997年 最高 最低 天候
    12/15 −23 −29 snow
    12/16 −23 −30 snow
    12/17 −22 −35 snow
    12/18 −16 −35 claer
    12/19 −08 −29 clear
    12/20 −15 −21 snow
    12/21 −17 −29 snow
    12/22 −19 −31 clear

    1998年
    12/15 −26 −34 snow
    12/16 −24 −28 snow
    12/17 −27 −38 fog
    12/18 −15 −36 fog
    12/19 −10 −17 clear 
    12/20 −09 −15 clear
    12/21 −10 −19 clear
    12/22 −06 −11 snow

    1999年
    12/15 −24 −28 scattered_clouds
    12/16 −23 −35 light_snow
    12/17 −32 −37 mist
    12/18 −27 −37 scattered_cloud
    12/19 −14 −28 clear
    12/20 −13 −17 light_snow
    12/21 −12 −13 light_snow
    12/22 −04 −02 light_snow 

    晴れたり、曇ったり、雪になったり...とにかく周期的ですがなんとかいい天気が続くように、祈っています。3年連続して、初日には必ず大きなオーロラが見れました。今回も初日に期待「大」です。夕方に到着してからあまり時間がないので、けっこうばたばたしますが早めにオーロラを見に出かられるようにがんばりましょう。

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    2000.9.30

  39. 電話について
  40.  さて、今日のお話は、電話についてです。日本からアメリカへかけることは、あまりないでしょう。(といっても、かけてみたいひとは、おっしゃって下さいホテルの電話番号教えますよ。)

     まずは、アメリカから日本へかける場合です。一般電話(まずこんなことはないですが...)
     受話器をあげて、私のところへは、
      011-81-824-12-3456
      011が国際電話のこと
      81が日本の意味
      824は、市街局番(0824)から頭の0をはずしたもの
      あとは、市内局番などが続きます。

    ホテルからだと、外線ボタンで9または8をおしてからになります。
    9-011-81-824-12-3456ですね。
    日本では、0発信が多いですが、アメリカは9または8がそれに相当します。

     公衆電話でもかけれないことは、ないですが、テレホンカードというのがあまりないのと、25セントコイン専用になっているので、たくさん用意しないといけません。
     公衆電話では、25セントをいれて、011-81-824-65-0239となります。
     電話は、受話器を上げて、日本の「プー」よりトーンの高い「ポー」問いう感じの音です。

     ホテルからの上記の国際電話は割高、公衆電話はコインもたくさんないと面倒..ということからわたしは、KDDの国際電話カードを買って行きます。近所のコンビニで売っているのと、3000円と5000円などがあり、あまったら、日本で市街通話でも利用できる。番号だけ控えておけば、カードそのものがなくても、電話をかけれる。

     などなど、便利です。メモさえあれば、落とすとか紛失することがないのと、メモだったら、分かりにくく書いておけば他人に悪用されることがないので、安心です。

     数年前、サンフランシスコへ行った時に、弟に送ってもらって飛行機で飛び立つ瞬間にトラブル、日本へ連絡するのに、結構手間がかかり、結局コレクトコールでちょっとだけしか、話しをしなかったのに、3000円もとられたことがあります。
     それ以来、海外旅行にはこの国際電話用のカードを買って行きます。この次の旅行も今までの残りがあるので、それで行きます。みなさんも簡単な連絡などありましたら、利用して下さい。

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  41. レンタル携帯電話
  42. 2000.10.2
     フェアバンクスに着いたら今年も,携帯電話のレンタルをする予定です。1週間の利用で3千円程度です。別になくてもいいかもしれませんが,寒いところで,うろうろするのに,何かあれば命に別状がないわけではありません。そのためにも一応レンタル電話を借りるわけです。
     携帯電話を借りるお店は,ホテルから1キロのところへあります。土曜日の夜8時までが営業時間なので,飛行機の到着が,土曜日午後6時,すぐにレンタカーを借りて,ホテルへ直行です。荷物を下ろして,チェックンできたら,これまたすぐに,レンタル電話屋さんへ行きます。20時までにはこの手続きを済ませて,ホテルへ帰ります。そして夕食〜21時まで,22時に最初のオーロラ観察という感じです。

    この携帯電話は番号も簡単な7桁で,電話をかけるのも,受けるの簡単です。もちろん日本からも簡単に携帯電話へかけることができるので,非常に便利です。

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  43. アメリカの単位
  44. 2000.10.3
     こんにちは。あと74日です。昨日(月曜の朝...といっても現地は日曜日の午後)インターネットで風景を見ていると,なにやら白いものがあります。何かなと良く見ると雪です。
    2-3センチくらい積もったのだと思いますが,日当たりの良いところはみるみるなくなっていきました。
    あっというまの秋を通り越して冬がやってきました。

    今日はアメリカの単位のことです。
     アメリカは未だに旧式の単位系を使用している数少ない国です。カナダやオーストラリなどもメートル法なのですが、先進国とは思えないです。(笑)日本と同じなのは、時間の単位(時差がありますが...)と人数あたりでしょうか。
     98年ごろ火星探査に行った人工衛星が行方不明になりました。宇宙人に打ち落とされたとか、様々な陰謀説が囁かれたのですが、実はキログラムとポンドを取り違えて設計したため、墜落してしまったそうです。
    http://www5a.biglobe.ne.jp/~uchimura/uconv/menu-j.html を参考にしました

    長さ
     ・インチ(記号は in. ,ins(複数形) ,”)
    1インチが2.54センチです。4インチで約10センチくらいです。
    身の回りの長さで使います。といっても日本でも良く聞きますね,テレビのサイズとかタイヤのサイズとか、フロッピーのサイズ3.5インチなどあります。
     ・フィート(記号は ft. )
     1フィート30センチ
     山の高さ,飛行機の高度などで使用されます。マッキンリー山は6128mは約2万フィート。富士山3776mは1万2400フィート。飛行機は10,000mで3万フィートとなります。私の身長は170センチなので、5フィートと8インチ(150cm+20cm)です。
     ・ヤード(記号は yd. )
     1ヤード90センチですが,あまりみかけません
     ・マイル(記号 ml. )
     1マイルは1.6キロメートルになります。主に距離に使います。
     広島〜三次65kmは40マイルです。時速80キロが時速50マイルになります。

    重さ
     ・ポンド(記号 lb. )
     1ボンド450gです。1kgが約2ポンドちょっとになります。
     私の体重は83kgなので184ポンドになります。
     ・オンス(記号 oz. )
    1ポンドの16分の1になります。それで1オンス28g。
    350g入りの缶ジュースは12.5ozオンスということになります。

    体積
     立方インチとかありますが、車の排気量は、日本車の普及からCC.使われるのをよく目にします。
     体積として主につかわれるのはガロンです。
     ・ガロン(記号 gal. )
     1ガロン=3.8リットル=2升という面白い関係があります。1升は1/2ガロンです。 スーパーで売っている牛乳やオレンジジュースやミネラルウオーターなどを、1ガロンのサイズで売っています。 またガソリンスタンドでも、この量で売っています。つまり10ガロンは約38リットルということになります。

    面積
     旅行ではあまり関わる事はありません。西部劇などを見るのに、1エーカー = 40アール = 1224坪 というのを知っていればいいくらいです。

    温度
     これが一番複雑です。とにかく、日本で使っているのが、摂氏、アメリカでは「華氏」F ファーレンハイト・デグリーの頭文字です。摂氏のCは、センチ・デグリーの事変換方式は (F-32)×5÷9=C となります。
       摂 氏  華 氏      0C  32F ←この辺と
       − 5   23
       −10   14
       −17  − 0  ←この辺と
       −25  −13
       −30  −22  ←この辺をしっていればOK
       −35  −31
       −40  −40 ←あと、ここが同じです。
       −45  −49
       −50  −58

     どうして、こんなことになっているかというと摂氏は氷がとける温度を0度、沸騰を100度にして100等分しています。
     これに対して。華氏は、ファーレンハイトさんがきめたとかで、その人の住んでいた場所の一番寒い温度(摂氏−17度)を華氏0度にして、一番暑い温度(摂氏37度)を華氏100度にしているからです。特に真夏のアメリカ南部は40度になりますが104Fということになるのです。

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  45. フェアバンクスの風景〜その2
  46. 2000.10.4 今日は,フェアバンクスの風景〜その2です。
     私が12月にアメリカへ行くのはとっても楽しみです。
     というのも,この時期クリスマス直前でどのほととんどの家にクリスマス・イルミネーションで飾られていて,とってもきれいです。
     フェアバンクスの街も例外なく街中がクリスマス・イルミネーションで覆われていると思います。私はこれを眺めるのが好きなので楽しみです。

     1日の日照時間もちょうど冬至ごろなので,11時頃に太陽が昇り,あまり高くならず,山の上を転がる感じで南東から南西へと沈みます。日没は4時ごろかと思います。

     朝または夕方に,天気の良いときには朝焼け,または夕焼けが見れますが,空気が乾燥しているので,日本での夕焼けの色とはまた少し違った感じです。たまに太陽の昇る前,沈んだあと,紫色〜ピンク色の光が地平線の上に淡く広がって見えます。これも日本では見れない景色です。

     市内の車の交通は三次(広島県みよし市)くらいの感じで,のんびりしています。ハイウエイも車の流れはわりにのんびりした感じなので私にはちょうどよいです。

     冬になると,街のところどころのホテルの前や交差店には氷の彫刻があって,夜にはライトアップされていてとてもきれいです。毎年2月になると,市内の家やお店の前にこの彫刻が増えていきます。毎年,氷の彫刻コンテストがあるので,それに参加というか出展というか,家の前に並べるだけなのですが,いろいろ見て楽しめます。

     ホテルのすぐ前には,チェナ川という川がありますが冬は厚い氷で覆われています。このような凍った川はスノーモービルの通り道になっています。建物のないような場所では,道路の脇が歩道でなく,スノーモービル専用道路になっていすが,市内は建物があるので,川がスノーモービルの専用路になっています。
     ホテルの周りにはお土産店がたくさんあります。見てまわるだけでも,けっこう時間がかかります。日曜日はほとんどの店が休みなので,月曜日に回ったほうがいいと思います。どのお店も同じような値段で,同じようなものを置いていますので,主にデザインで選べば良いと思います。

     お土産を買う時間は十分にありますので,ゆっくり選んでください。

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  47. お土産
  48. 2000.10.5 今日のテーマは「お土産」
     旅行の楽しみに,現地の特色ある土産を買うのがあります。しかし限られた時間で,これぞ!というものがなかなか見つかりません。という訳ではないですが,少しでも参考になるかとおもいますので,紹介します。
     お土産となるような物を売っているのは、お土産屋さんだけではありません。スーパーやショッピングセンターなどにも、いろいろなものがあります。フェアバンクスのホテル周辺、チェナ温泉、ノースポールのサンタの家、アラスカ大学などなどがメジャーなお土産ショップです。もちろん、ショッピングセンターにも何度も行くので、気が向いた物を買いましょう。

    食べ物
     ・ビーフジャーキー
     アメリカならではの味ですが歯の悪い人にはお勧めできないです。(笑)値段で考えると、日本で買う場合には,ちょっと入って1000円位しますが,アメリカではたっぷり入った袋で6ドル前後,酒のつまみで考えれば、日本ではスルメ,アメリカではビーフジャーキーといったところでしょうか。
     帰国時に税関の検査が必要ですが,日本語で、「税関検査....」などがが表記されているものを買うようにしましょう。というのも1999年1月には税関1万円分ものビーフジャーキーを没収されました。うっかりみせてしまったのも失敗ですが...(笑)
     ・ジャム
     アラスカはブルベリー、ラズベリーなど「木いちご」類の宝庫です。これをジャムにしたものを売っています。1ビンで2ドルくらいからあります。

     ・サケ
     刺身のサケはないですが....モーク・サーモンがお勧めです。2000年の2月には大量に買いました。フェアバンクスの町にあるスモーク工場で買います。スーパーで買ったものは,値段も高く,味も、さば缶程度の味で、どうでもいいものでしたが,工場で買ったものは味も香りもよかったです。
     ここには,トナカイのソーセージなどもあり,試食もできます。

     ・チョコレート
     アメリカのお土産チョコレートとといえば、あの「マカダミア・ナッツ」チョコでしょう。しかし、近年日本でも手に入りやすく、珍しくなくなって来たのも事実です。そこで、私は板チョコを買います。値段も安く50セント、味も日本の風味とちょっとだけ違うかな..という感じで嫌いな人がいない。とい うことで大量に購入して、気軽に配っています。
     その他にもキャンディやクッキーなどありますが
    甘過ぎたり、シナモンの妙な味付けだったりと、板チョコ意外で、うけた物はありませんでした。
     とはいえ、アメリカの多彩なお菓子文化も見ておくのもいいかもしれません。

    クラフト工芸品
     ・ドリームキャッチャー
     クモの巣をイメージして作ってあります。いい夢を捕まえてくれる,いい夢が見れますように,というおまじないです。サイズは名刺サイズから,30センチくらいまであります。値段も5ドルから1000ドルくらいまであります。1000ドルのはさまざまな飾りを施してあります。
     だいたい10ドルくらいのがお勧めです。日本でもここ数年人気が出てきたアイテムです。
     これに似たのに,「サン・キャチャー」があります。北極圏に暮らす人にとって,冬至をすぎてから徐々にみえてくる太陽を祈るおまじないです。

     ・ビーズ細工
     ネイティブアメリカンの色彩やデザイン工夫などを取り入れた工芸品はいろいろありますが、ビーズ細工などもきれいです。

     ・ウル・ナイフ
     こういう名前のナイフがあります。どうっていうほどの物ではないですが、日本の「おの」の形をしたナイフです。刃のすぐ上に「握り」があり、使用するスタイルはアイロンのような感じです。アイロンの熱い部分が薄い刃になっているという感じです。

     ・マンモスの象牙の細工
     アフリカ象の象牙はいろいろ問題がありますが、マンモスの象牙は化石ということで、大丈夫なのでしょう。私の母が写真を見て「何か買ってきて!」ということで、何か探します...印鑑はないでしょうから(笑)ホテルのすぐ近くのクラフトショップに行きます。

    その他
     ・絵葉書
     きれいな風景やオーロラの写真などがあります。1枚50セントくらいであります。

     ・衣類
     寒さを防ぐために化学繊維も発展してきました。薄くて軽くて、安い物が作られてきました。その代表格が「フリース」です。未確認ですが、この繊維の素材はペットボトルのリサイクルということらしいです。
     ふわふわとした感じの服で、たしかに暖かいです。ショッピングセンターでもいろいろ売っています。また、他にも暖かい服もいろいろ売っていますのでぜひどうぞ。

     ・ランプタイマー
    (これは、関係ない物かもしれません....)
     毎日自動的にON/OFFをくり返す装置です。私は換気扇や金魚の水槽のランプに使っています。これがだいたい6ドルで売っています。アメリカは犯罪王国なので、夜に電気がついていない家=留守=空き巣の標的ということで、夜になって電気がつく必要があります。そのための物です。
     広島では同じような、電子タイマーを5千円で売っています。おなじ機械式タイマーは1500円で売っているのをみたことがありますが、省エネなど利点が多いのに日本で普及していないのは不思議です....

     ・野菜や花の種
     以前はよく「ひまわり」や「きゅうり」の種を買っていました。2000年2月に買ったひまわりは、発芽率が悪く、ぜんぜんダメでした。そのひまわりは背丈2メートル、花の直径は30センチ...という品種でしたが、背丈50センチ花は5センチくらいの変なことになってしまいました。また、買う予定です。
    今日はこの辺で...

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  49. 星野道夫さん
  50. 2000.10.7

    昨日のフェアバンクスは、雨で道路が濡れていました、 今朝見ると、なんと5センチくらい雪がつもっています http://wwwndo.ak.blm.gov/images/cam/live001.jpg 雪化粧のトウヒの木がきれいです。
    ついこの前秋が来たと思っていたら、もう冬が来てしまいま したね。

    今日は星野道夫さんのことについて紹介します。

     星野道夫(ほしの・みちお)さん。写真家・エッセイスト。 1952年、千葉県市川市生れ。

     小さい時から北海道をはじめとする北方の自然に憧れてい た彼がある時彼の一生となる夢を捕まえます。古本屋で手に した一冊のアラスカの写真集(ナショナル・ジオグラフィッ クから発刊)との出会い。そこに載っていたエスキモーの村 「シシュマレフ村」の写真に魅せられ、記載されていた注釈 で村の所在を確認し、エスキモーの生活を体験してみたいと いう願いをこめて手紙を送りました。思いがけず、その村か ら返事が返ってきて、彼は19の歳、一人でアラスカに渡り、 ひと夏をシシュマレフ村のエスキモーの一家と共に過ごした。

     「地の果てと思っていた場所にも人の生活があるというあ たり前のことに気がつき、人の暮らし、生きる多様性に惹か れていった」そして、彼は数年後、写真の技術を身につけ、 再びアラスカへ移り住みむ決心をした。

     アラスカへ渡った彼は、フェアバンクスにあるアラスカ大 学へ入れてもらえるように、教授をくどき、ついに念願のア ラスカ大学で自然について学ぶことができました。その後、 彼は次々と、アラスカの自然、動物、植物、風景の写真を紹 介し、エッセイともつぎつぎと出されていきました。

     1996年8月ロシア・カムチャツカでテレビのドキュメンタリ ー番組の取材中、クマに襲われ急逝した。享年44才  この不慮の死を遂げるまでの25年間、アラスカの自然と向 き合い、そこに生きる人々と自然とのつながりを撮り続けた。

     写真集には、彼の写真を網羅した「星野道夫の仕事」全4 巻があります。1冊4500円くらいで全部そろえると2万円近く なります。私の学校の図書館にあります。 その他にもいろいろな写真集がでています。

     エッセイは、アラスカの自然、動物、そして先住民の生き ざま、文化、生活、習慣などを紹介されながら、星野道夫さ んのスパイスの効いた文章が出来上がって行きます。

     それは、心あたたまるような話もあれば、アラスカの自然の 厳しさが伝わってくるような話もあります。

    私も今年はじめて、星野道夫さんのエッセイを買いましたが 次から次から、手に入れて読みあさっています。

     「アラスカ 風のような物語」
     「旅をする木」
     「長い旅の途上」
     「ノーザンライツ」
     「アラスカ光と影」

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  51. カメラと写真
  52. 2000.10.8 今日テレビをみていますと、ユニクロでフリースのバーゲンをやるということでした。1900円で襟のあるフリースが画面に出 ていました。アラスカに行くには絶対必要ですので、値段も安いので2枚重ね着を考えながら、大きさの異なる物の購入をしましょう

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    今日はカメラと写真の話
     旅行に行くと、私は沢山沢山写真を撮ります。撮影旅行さながら...といった感じです。

     カメラは一眼レフを3台 これで気に入った風景をじっくり撮る、オーロラを撮る、スナップショットと使い分けています。というのも、目的に合わせてフィルムを使い分けているからです。
     フィルムも大体1日で2-3本ていど使いますので、1週間なら20本程度用意します。

     レンズも、超広角レンズで空一杯のオーロラを撮れるように、そして、オーロラ用の広角レンズ、風景用の標準レンズ、スナップ用の小さいズームレンズ、望遠ズームレンズなどなどいろいろです。
     三脚も3つ持って行きます。さらにこれに加えて、保温用の白金カイロ、燃料なども用意しています。また、低温のおかげでカメラの電池の消耗が激しいので、予備の電池を持って行きます。
     チェナ温泉では、温度差が激しいために、カメラが露や霜で曇ったり不調になったりするので、レンズ付きフィルムを持って行きます。
     それからデジカメ、これは毎日の状況をメールの文字だけでなく画像付きのホームページを作るためです。

     おかげで非常に大掛かりな撮影機材になるわけですが、これらの努力により、オーロラの写真が撮れます。
     今年も動画にできるようなオーロラの写真や、自分を写し込んだオーロラの写真を撮るように考えています。帰国してから写真代が大変です。現像代もばかになりませんが楽しみと思い出作りになります。

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  53. オーロラに駆けるサムライ
  54. 2000.10.9 昨日、再び本が届きました。「オーロラに駆けるサムライ」
     愛媛県出身の和田重次郎のお話です。彼は1880年ごろにアメリカに渡り、その後数奇な運命のもとアラスカに渡ります。そして1900年ごろゴールドラッシュによりフェアバンクスの街が作られて行く中で、実はフェアバンクスといいう街は彼の力なくてはできなかった事などかれの犬ゾリを駆使した活躍、ゴールドラッシュに揺れるアラスカなどが描かれてれています。リズムのある文章で一晩で半分読み終えました。まだまだ彼の活躍は続く..といったところです。

     この前手に入れた新田次郎「アラスカ物語」も読み終えた後、何かジーンと感じるものがありました。
     アラスカの事をもっと勉強したい..という今日この頃です。次のアラスカ旅行は、アラスカの歴史、文化、自然にもっと趣をむけた物にしたいと思っています。とりあえずは、アラスカ大学の博物館をしっかりもう一度見たいです。

     この前2000年2月は、断片的な知識しかなったので、漠然と「こうなんだ」くらいの見方しかできませんでいたが、もっと分析しながら見学できるように、ただいま準備中です。
     他には「アラスカランド」というのがそこへ行ってみたいと思っています。

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  55. 石油パイプライン
  56. 2000.10.10 
     フェアバンクスから、北東へ約10マイル(16km)ほど行った所に道路わきにオイル・パイプが見学できる場所があります。人間の背丈ぐらい約1.5mの直径の鉄製のパイプが北極海から1280kmの距離をへだてて大平洋までつながっています。人工物ではシベリア鉄道、万里の長城に次ぐ長さの人工物です。地上にあるときには動物の邪魔にならないように、高い場所にパイプが設置され、またある時には永久凍土の地下深く、凍土を溶かすことのないように、設置されています。私達が見ることができるのが、この長い長いパイプのほんの一部です。

     運が良ければ、このパイプの中を通る「Pig」という掃除用のブラッシング・マシンがパイプの中を「ブルルン・ブルルン」という音をたてながら通過して行くのが聞こえるかも知れません。(私は何度も行ってみたのですが、未だに聞いていません...)

     このパイプは全部、Made in JAPANです。日本の製鉄会社で作られています。日本から運ばれた鉄パイプは現地で組み立てられました。

     アラスカの主要な鉱物産業は100年前には「金」でしたが、今では「石油」の産出があります。ここから大量の石油が産出され,産出量はアメリカでは、テキサス州を抜いて全米一になっています。以前は日200万バレル(280万リットル)の産出を誇っていたこの北極の油田も現在は日100万バレル(140万リットル)にまで落ちているそうです。

     地球の歩き方にもありますが、アラスカがアメリカに買われて、ちょうど101年目の1968年にして、アメリカ最大の油田を発見することができました。早速大喜びしたのつかのま,北極海に面したプルドー湾は9ヶ月もの間,氷に閉ざされタンカーの使用ができません。アメリカの大手石油会社は,新型タンカーの開発なども試みましたが,なかなかうまくいきません。

     そこで考えられたのがパイプを1200kmも設置することでした。北極圏は非常にもろい自然で、これを破壊することにつながると世界中から反対運動の人たちが集まってきました。
    (という彼等も石油を消費している乗り物に乗らなければ、アラスカへは行くことはできないのですが、そういう矛盾をしながら環境保護を訴えている訳ですが...)

     1973年からのオイル・ショックはアメリカをも巻き込んで、世界中の経済を混乱におとしいれましたが、環境保護よりも石油を使える便利な生活をアメリカの人も選択しました。翌1974年にこのパイプラインの建設が始まりました。

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  57. アラスカ鉄道
  58. 2000.10.11 今日のテーマは アラスカ鉄道
     フェアバンクスとアンカレジ、大平洋岸のスワードをつなぐアラスカ唯一の鉄道です。アンカレジからは356マイル(570km)でフェアバンクスに着きます。この終着駅はフェアバンクスホテルのダウンタウンのチェナ川の北岸にあります。

     5月から9月までは毎日朝8時頃にアンカレジ/フェアバンクスとも出発し、12時間の汽車の旅の後、夜8時に反対の駅に着きます。冬期は土曜日の朝8時にアンカレジを出発した汽車が夜8時にフェアバンクスに着きます。そして日曜の朝8時にフェアバンクスを出発してアンカレジに着きます。

     黒と黄色の列車は、アラスカの原野の中をのんびりと、そして、ゆっくりと走って行きます。駅はこのアンカレジ〜フェアバンクの間に30箇所ほどありますが、冬期は駅以外でも「フラッグ・ストップ」といって、旗を振って自分の好きな場所で汽車を止めて乗る事もできます。料金はアンカレジフェアバンクスで片道160ドルです。途中にはマッキンリー山などもあり、景色も非常にきれいなコースです。

     このアラスカ鉄道は、フェアバンクス周辺がゴールドラッシュでわく1915年から約10年の歳月をかけて作られました。この鉄道の建設の中心地となったのがアンカレジでした。それまでただの入江に広がる原野だったところが交通の要所となり、発展していきました。やがて来る飛行機時代には、日本からの欧米各地への乗り継ぎの拠点として栄えていきました。

     現在でもフェアバンクスへの生活物資の運搬に非常に重要な役割をはたしており、フェアバンクスの豊かな生活はこのアラスカ鉄道のおかげです。
     日曜日の朝には、ちょと起きれないので、列車を見る事は無理でしょう..(笑)土曜日の夜に見れるかも知れませんが、あまり期待しないでください

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  59. アラスカの雪
  60. 2000.10.12 こんにちは あと65日です。

    今日(といってもアラスカは10/11ですが)は、フェアバンクスは快晴のようでした。夕方18:30(日本時間11:30)に、西へきれい夕日が沈んで行きました。もちろん地面には雪がありますが、画面に見えるチェナ川はまだ凍っていません。オレンジ色の空の色を写していました。今にも飛んで行きたい...そん夕暮れでした。

    日に日に日没が早くなってきています。あと2ヶ月ちょっとで、冬至です。

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    アラスカの雪 などなど...

     アラスカの冬のイメージはもちろん雪と氷ですね。
     色はもちろん白ですが、日本で見る雪と、アラスカで見る雪はその性質が全然違います。日本の雪は湿った雪で、アラスカの雪は乾いた雪です。アラスカの雪では雪玉ができません。いくら握っても握っても、手をはなすとサラサラ〜と落ちて行きます。

     日本の雪ならばっちりできますね。どちらも同じ水(氷)の結晶に違いないのですが、日本の雪は、すこしだけ解けて水(液体)を含んでいるかだと思います。あるいは雪そのもののの温度が高いため握った圧力で、雪の結晶が他の結晶とくっつきやすいのかなと思います。

     山に目をやると、木に雪がつもっても、そのサラサラ〜とした感じ のせいで木にあまり雪が乗っていません。白樺やハコヤナギ、ポプ ラなどには、はっぱがないので雪はつもりませんが、トウヒ(アラ スカ-エゾマツ)モミの木のような木には葉っぱがあるので雪が少 し積もっています。

     道路はというと、割合きれいに除雪が行き届いています。とはいえ、除雪車のショベルやブラシの届かない所は雪が残ります。また残った雪はどうしても、車の重量で固まってしまいます。そこが歩道との境だったりすると、ツルツル滑りやすくなります。(かくゆう私もすべって転びました....笑)

     また、大きな川が流れていますが、河原は真っ白な雪原が続きます。市内を流れるチェナ川も雪に覆われて、スノーモービル道になっています。

     アラスカの雪というと、私の中では、まさに「純白」というイメージがぴったりです。

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  61. アラスカの氷
  62. 2000.10.14 今日のテーマは 氷の話 で行きます
     氷で気を付けなければいけないのが、「凍り付く」という事です
    まず、氷点下の時に素手で金属を触らないということです。車のドアノブあたりが危険ですね。指先が張り付いてしまいます金属の手すりなども危ないですね。これは指先の汗が凍って、特に金属が良く冷えているので、凍って張りついてしまう事です

    次に氷の彫刻をなめてしまう事です。これはベロが凍り付いて しまうので、オオゴトになってしまいます。ベロをはずすために はお湯をかけないといけないので、氷の彫刻も台なしになって しまいます。
    氷の彫刻はフェアバンクスの冬の名物です。店の角先に、いろ いろなスタイルの人形や魚や、花や天使や..いろいろな彫刻が 作られます。
     これを作るためには等身大の氷を置いて、つぎにチェンソーで切り刻んで行きます。2人のおじさんが要領良く彫刻に仕上げて行きます。出来上がったらその場所でしばらく飾っておきます夜にはライトアップして、なかなかの雰囲気になるものももあります。そして2月の中旬にコンテストを行うそうです。

     最後にアラスカ最大のギャンブルも氷と関係あります。チェナ川、ユーコン河とにかく川と言う川は凍ってしまいます。ユーコン河とタナナ川の合流点近くのネナナに三脚をたてておきます春が来て、川の氷が少しづつとけて、下流へながされやがて、その三脚が倒れる瞬間がやってきます。
     その日時の一番近くを予想した人が他の人の掛け金を全部もらうというのがそれです。「ネナナ・アイス・クラッシュ」というギャンブルです。アラスカの人が春を待ちこがれて、考え出されたゲームだと思います

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  63. フェアバンクス周辺の川
  64. 2000.10.17
     月曜日に20時からタケシの番組「世界まる見えテレビ」で1928年のイタリアの北極探検のグループが「イタリア号」という飛行船で出発します。北極点まで辿り着いたところで、北極点の氷への着陸を試みますが、嵐のため基地へ帰る事になりました。しかしその途中強風で、飛行船は墜落し、16名の乗り組み員のうち8名の命を失いながらなんとかロシア船に救出される話を紹介していました。当時の極地探検の困難な様子を伝える話でした。
     アラスカも極地の一部です。冬期の自然の厳しさを何度も何度も見て頭の中でイメージしています。恐れることはないですが、甘く考えてもいけません。

     さてさて、アラスカ、特にフェアバンクス周辺の川について、お話してみましょう。

     アラスカ州には大小3,000以上の川が流れています。この中でアラスカのふたつの山脈の間をぬうようにユーコン川が流れています。この川の源はカナダのロッキー山脈で、カナダのユーコン準州から始まり国境を超えてアラスカ州へ流れ込みます。アラスカを東から西へブルックス山脈とアラスカ山脈の間の低地をいくつもの川と合流しながら流れた後ベーリング海峡へそそいでいます。総延長3,600kmの長さは合衆国で3番目で、このうち下流の3000km部分がアラスカを貫いて流れています。全米1位はミシシッピ川、2位はミズーリ川です。

     ユーコン川をベーリング海峡からさかのぼってみると、河口から600kmほどのところで「コユクック川」との合流点になります。コユクック川は北のブルックス山脈から、南へ流れてきて、ユーコン川と合流します。フェアバンクからはず〜と下流になります。
     河口から1100kmに「タナナ川」との合流点があります。タナナ川は南のアラスカ山脈から流れ出て北へむかい、ユーコン川と合流します。このタナナ川を200kmほどのぼった所に、「ネナナ川」の合流点があり、ここがアラスカ最大の冬のギャンブル「ネナナ・アイス・クラッシュ」の三脚がたてられるとことです。
     もう少しタナナ河の方をさかのぼって、タナナ合流点から300kmのところに、チェナ川との合流点があります。ここがフェアバンクスとなります。
     さて、話をユーコン川にもどすと、河口から1600kmのところで、フォート・ユーコンという場所で、ポーキュパイン川との合流点になります。

    北 極 海〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜〜〜〜〜〜〜                    国
    〜                     アラスカ>境<カナダ
    〜                          線
    〜                          |
    〜    ▲▲▲▲▲▲▲←ブルックス山脈→▲▲▲▲▲▲|
    〜    コユクック川           / ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ポーキュパイン川
           /             /     |
          /     / ̄ユーコン川 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|
         /     /         チェナ川  |
       / ̄ユーコン川 ̄\タナナ川___/ ̄ ̄ ̄ ̄   |\
      /          ̄ ̄ ̄|  \●フェアバンクス| \
    河/             |   \       |  \
    口          ネナナ川|    \      |   \
                        タナナ川      ユーコン川
        ▲▲▲▲▲▲▲←アラスカ山脈→▲▲▲▲▲▲     ▲▲▲▲▲▲
                                   ▲▲▲▲▲▲
               ●アンカレジ              ▲▲▲▲▲▲
                         〜〜〜〜〜〜〜〜〜 カナディアン
    大 平 洋〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ロッキー
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ▲▲▲▲▲▲
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ▲▲▲▲▲▲


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  65. 旅行保険
  66. 2000.10.20 私の旅行保険はAIUを利用しています。

     以前はあまり意識していなかったですが、最近は格付けもいろいろ考えて、それから旅行会社の人の意見などいろいろ聞いて、AIUにしています。日本だけで無く、世界にも支店、窓口、代理店などが沢山あるので、イザという時の対応能力が早く確実。格付けも「AAA」。それから、保険の支払いも他社よりスムーズ。などなどの理由からです。

     以前は知り合いの代理店でやっていたのですが、2年前には空港で申し込みました。ちなみにどこの会社にかけても、日数、行き先、保証内容で料金が横並びの様です。昨年からはiModeで自分の部屋にいながらにして、申し込み完了という簡便さ。最近ホームページからも申し込みできるようになったと聞いたので、今度ホームページから申し込みます。(iModeは文字の入力が結構面倒ですので...)

     ちなみに海外旅行で保険請求の発生する事故には遭遇したことがありません。

    あと、前から疑問に思っていたことを、聞いたのですが、「飛行機がおくれて、旅行日数が伸びた場合、保険期間が終了した場合、保険の対応はどうなるか?」というないようでした。
     答えは「契約者の不可抗力によるものであっても、申し込み期間しか対応できない。イザという場合には、例えば日本におられる家族に連絡して、日数の追加の手続きなどを申し込みをした代理店を通じて追加処理等をしてほしい」とのことでした。

    (以前、サンフランシスコに2日足留めをくらったことがあります....この時にはもちろん、日数は切れていました。その時には何ともなかったのですが、今思えば、ちょっとぞっとする話です)

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  67. アラスカ大学
  68. 2000.10.28 さて、今日はアラスカ大学について

     アラスカ大学のメインとなるキャンパスがアラスカ大学フェアバンクス校です。Universty of Alaska , Fairbanks略してUAFです。
     キャンパスはフェアバンクスを見下ろし、その先にはタナナ河の平原を眺めるように、フェアバンクス市の北西の高台にある大学です。
     ここではアラスカの自然、生物、そしてオーロラの研究がさかんに行われています。地球科学観測センターには、まるでSFにでも出てきそうな巨大なパラボラアンテナをグルンと動かして、地磁気や大気の状況を観測しています。

     この大学のなかに、自然科学博物館があります。アラスカの自然や歴史、先住民俗の文化など多角的に展示してあります。マンモスの化石なども見物です。
     また図書コーナーにはいろいろな本を売っていて、もうちょっとアラスカのことを知りたい人からしっかり勉強したい人までいろいろな本を提供してくれます。また簡単なギフトも売っています。

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  69. アラスカの言葉や英語
  70. 2000.10.31 アラスカの言葉や英語の言葉の紹介です。

    ●地名
     ・Denari(デナリ) =マッキンリー山 McKinley
     McKinley,William (1843−1901)(米);第25代大統領から名前を取っていますが先住民は Denari(デナリ)といいます。 デナリは先住民の言葉で「大いなる山」といいう意味です。

     ・Barrow(バロー)
      アラスカ最北端にして、アメリカ大陸最北端にあるイヌイットの村。

     ・Nome(ノーム)アラスカ西海岸にあるイヌイットの村、
     1900年ごろアラスカのゴールドラッシュでにぎわったアラスカの西にある村

     ・Yukon(ユーコン)アラスカ〜カナダにかけての地域
     アラスカにはフォートユーコンというネイティブの村があります。そしてアラスカの隣、カナダと国境をはさんだところがYukon Territory(ユーコン準州)です。ここからアラスカを流れる川がユーコン川です。
     参考までに、カナダでは州のことをstateとは言わずprovince(プロビンス)と言います。

    ●一般
     ・borough(バーロウ)
     自治町村の事ですが、アラスカ州では郡としてCountyを使わずこのBoroughを使います。
     ・region(リージョン)【略】reg.
     アラスカでboroughにならない「地域」の意味です。

    ●地形
     ・creek(クリーク)沢で、riverより小さいもの
     ・range(レインジ)山脈
       mountains 山地より大きな山脈です。Alaska range,Brucks rangeなど
     ・pass (パス)峠
     ・trail(トレイル)小道 roadより小さい道
     ・blvd. boulevard、大通り
     ・ft. fort(フォート) 砦(とりで)
       アラスカ,カナダの地名に付けらることがあります。
       フォート・ユーコン
       フォート・ワインライト(=フェアバンクスの米軍基地のある場所)

    ●植物
     ・aspen (アスペン)ポプラの木、ハコヤナギ
     ・spruce(スプルース)トウヒ、エゾマツ
       アラスカを代表する黒い針葉樹です。どこかしこにもあります。
     ・white birch(ホワイト・バーチ)白樺
       これもフェアバンクス周辺に沢山あります。

    ●動物
     ・moose(ムース)オオヘラジカ
     巨大なヘラジカでアラスカの陸上ほ乳類では最大。日本で見る馬よりまだ大きな動物、フェアバンクスの郊外に野生で暮らしている。
     ・raven(レイベン)ワタリガラスとよばれる大型のカラス。
     アラスカで見られるカラスは,日本のカラスよりは大きなカラス。参考で,アメリカでcrowは,鳩よりすこし大いが,日本のより小さい。ワタリガラス行動や習性は,日本で見らるカラスと同じ。アラスカにはこの世界を作ったのはワタリガラスであるという神話が沢山残されている。先住民族の間では創世の主と考えられている

    ●自然現象
     ・Aurora Borealis(オーロラ・ボレアリス)
     Auroraとはもちろんオーロラのことですが、Borealis(ボレアリス)というのは北極の〜という意味です。northern lightsのラテン語訳とでもいいましょうか日本語直訳では北極光となります。  参考として,南極光もあります。Aurora Austraris(オーロラ・アウストラリス)ということです。

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  71. 食べ物英語
  72. 2000.11.1 今日は食べ物英語と解説かな...
    地球の歩き方にも乗っているので御存じかと思いますが... (書いていて、よだれが出てきました)

    Red Salmon (Sockeye Salmon) ベニザケ
    Chum Salmon (Dog Salmon)   シロザケ...犬ゾリの犬の餌となります。
    King Salmon (Chinook Salmon) マスノスケ この鮭がいちばん美味。
     薫製はユーコン川のキングサーモンが一番です
    Coho Salmon (Silver Salmon)  ギンザケ
    Pink Salmon          カラフトマス
    King Crab           タラバガニ
    Dungeness Crab         アメリカワタリガニ
    Lobster(ロブスター)
    Halibut(ハリバット)     大鮃(おひょう)、おばけひらめ
    Herring(ヘリング)      ニシン
    Scallop(スキャロプ)     ホタテガイ
    Rain Deer(レインディア)   トナカイ
    Calibou(カリブー)      トナカイ
    Trout(トゥラウト)      マス
    Moose(ムース)        オオツノシカ・ヘラジカ

    ---------------------

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  73. トナカイのステーキ
  74.  トナカイはcaribou(カリブー)とreindeer(レインディア)とあります。 どちらも美味しいです。
     トナカイのステーキをメニューにしているレストランは、フェアバンクスでもあまりなく、私の知っている店は町からちょっと離れたところに なるので,交通機関も少なく、冬期はレンタカーやタクシーで行くしかないです。
     レストランの名前は「the Pump house」(ザ・パンプ・ハウス)といいます。たいていのホテルの人やタクシーの人は知っています。ウエストマークやリージェンシーホテルのあるダウンタウンから,片道20ドルくらいかかるかもしれません。料理が30-40ドルもあれば十分です。

     さて、ここでThe Pump House(パンプ・ハウス)のメニューを勉強しましょう。ここにはトナカイのステーキ(Calibou Steak)を食べに行きます。なぜかインターネットのメニューには載っていませんが..

    Appetizers(前菜)
     Manila Clams........$10.75
      マニラの貝(アサリのバター蒸し)
     Halibut Nuggets......$8.50
      ハリバット(おひょうの空揚げ)
     Sauteed Mushrooms....$5.50
      きのこのソテー
     Oysters..............$9.95
      カキ(生ガキ)
     Zucchini ............$4.95
      ズッキーニ(カボチャの一種)のフライ
     Steamed Oysters..... $9.95
      蒸しガキ
     Calamari........ ....$6.50
      イカ   
    Soups(スープ)
     Seafood Chowder......$3.99
      魚介類のチャウダー(煮込みスープ)
     Soup du Jour.........$2.99
      du jourで日替わりお勧め、つまり日替わりのお勧めスープ

    Salads
     Spinach Salad ....substitute...$3.50.....large...$8.50
      ほうれんそうのサラダ 小と大
     Greek Salad ......substitute...$4.50.....large...$8.50
      ギリシャ・サラダ、トマトとタマネギとキューリ
     Ginger Chicken Salad............................$13.95
      ショウガのチキンサラダ
     Caesar Salad .....substitute...$3.50.....large...$8.50
      シーザーサラダ(レタスにオリーブオイル、卵などを加えたもの)
      With Blackened Chicken....................... $13.95
       黒いチキン(焼いたチキン)入り
      With Blackened Salmon.........................$16.95
       焼いたサーモン入り
      With Bay Shrimp...............................$11.95
       赤エビ入り
     Dinner Salad and Bread...........................$5.50
      ディナーサラダとパン

    Seafood
     Fresh Alaskan Salmon ...........................$17.95
      新鮮なアラスカの鮭
      Grilled / Blackened / 
       網焼き 鉄板焼   
     Fresh Alaskan Halibut ..........................$17.95
      ハリバット(おひょう)
      Grilled / Florentine / Sauteed
       網焼き、フィレンツェ風 ソテー
      Shrimp..........................................$18.95
      エビ
      Sauteed / Deep fried / Butterflied
       ソテー しっかり焼き バター焼き
     Scallops........................................$19.95
      ホタテガイ
      Blackened / Sauteed
     Crab Cakes......................................$15.95
      カニのケーキ
     Oysters.........................................$17.50
      カキフライ
     Seafood Combinations............................$21.50
      いろいろ(ホタテ、エビなど)
      Grilled / Sauteed / Deep Fried
     King Crab (1 lb.)...............................Quoted
      タラバガニ          時価
     Lobster (12 oz.)................................Quoted   ロブスター          時価

    Beef(牛肉)
     Prime Rib .........(8oz) $16.75......... (12oz) $19.75
      極上リブ
     Miners Steak .................................. $17.50
      鉱夫のステーキ(あぶりやき)
     New York Steak .....(8oz) $16.95.........(12oz) $22.75
      ニューヨークステーキ
     Filet Mignon ...........................(10 oz) $21.95
      フィレミニヨン(高級ヒレ肉)

    Lamb(小ひつじ)
     Baby Rack Of Lamb ..............................$26.50
     小羊のあばら肉
    Pork(ぶた)
     Alder-Smoked Baby Back Ribs
      ハンノキのスモークの小ブタのリブ  Full rack...................................... $22.95
      両あばら肉
     Half rack ......................................$17.95
      片あばら肉
    Caribou Stew......................................$14.75
     カリブーのシチュー

    Pasta  Smoked Chicken Fettuccine ......................$16.75
      スモークチキンのフェッテチーネ(平くて太いパスタ)
     Seafood Fettuccine..............................$18.95
      シーフードのフェッテチーネ
     Spinach Ravioli ................................$14.50
      ほうれんそうのラビオリ(イタリア風餃子)

    Chiken  Apple Almond Chicken............................$14.95
      りんごとアーモンドのチキン
     Marinated Thai Chicken .........................$13.95
      タイ鶏のマリネ
     House Smoked Chicken............................$15.95
      自家製スモークチキン

    Add-ons(つけあわせ)
     Shrimp (4 each)..................................$6.50
      えび
     Alaskan King Crab.............................. $12.75
      アラスカタラバガニ
     Prime Rib (6oz.) with meal only .................$6.50
      上質のリブ

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  75. アラスカオーロラツアー
  76. 2000.11.10 あと36日です。

     この時期になると,アラスカオーロラツアーの募集が各社から出ます。昨日の中国新聞に,JTBのオーロラツアーが載っていました。というわけで,アラスカ旅行代金,各社の比較をしてみましょう。自分作る旅行とツアー会社の旅行と料金がどの程度違うか考えてみるのも,いろいろ勉強になります...もしかして、私だけかも(笑)

     大手旅行会社のオーロラツアーの大体のパターンが,行きはフェアバンクス直行,3-4泊程度のち,朝アンカレジへ向けて飛び, アンカレジの午後ショッピング&1泊というパターンです。しかし,アンカレジへ1泊するのは結構面倒ですしやっぱり,飛行機からオーロラを見れるチャンスを生かしたいですね。

    ------------------------------------
    ●JTB:オーロラの旅
    昨日(11/9)の中国新聞にJTBのツアーがありました。
    12/16出発にちかい料金は219,000円です。

    これに含まれているものは,
    チェナ温泉(夕食付) 140ドル
    防寒着 3日     60ドル(1日20ドル)
    オーロラツアー    85ドル
    ホテル 4泊     200ドル(一人1泊50ドル換算)
    空港の送迎 2往復  40ドル(フェアバンクス空港アンカレジ空港)
           -----------------------------
             計 525ドル=約56,000円
    これに飛行機代12万円を加えた,約18万円が実際の料金
    この差額の約4万円に食事代と添乗員代が入ってツアー代金になっていると思います。

    この他の出費として,結局現地で使ってしまうと考えられるオプショナルツアー料金が,
     もう1日分オーロラを見に行くため85ドル
     チェナ温泉でイヌゾリなど40ドル
     フェアバンクス市内観光で20ドル
    といったところでしょうか。
    ホテルはウエストマーク,リージェンシーなど上級ホテルです。

    ●日本旅行:アラスカオーロラの旅6日
    http://www.nta-mach.com/tour/tokusen00110.html
    12/16にちかいところで,133,000円です。
    これには1回のオーロラツアーと空港送迎2往復が入っているだけで, あとはありません。添乗員もなく,乗り継ぎも自分でやります。(シアトルにお姉さんが迎えに来るかも) もちろん防寒着もありません。
    4泊分のホテルはウェストマーク,リージェンシーなど,上級ホテルです
    これ意外に必要となるのが、  もう2日分オーロラを見に行くため170ドル
     フェアバンクス市内観光で20ドル
     あるいはチェナ温泉140ドル
     チェナ温泉でイヌゾリなど40ドル
    でしょうか。

    ●ジャパネットツアー:オーロラ&北極圏
    http://www.jnt.co.jp/alaska_wt/al_info.htm
    \133,000〜でフェアバンクス校外のロッジへ泊まるプランですが、オーロラツアーに行かなくても,オーロラが見れる点がいいのです。しかし、天気が悪い場合,周囲に何もない場合があり,そうなったら大変です。
    宿泊場所の人はいい人ばかりでしょうから、その点は助かります。のんびりと冬のアラスカを楽しめます。
    ここにはフェアバンクスに限らずいろいろな場所での宿泊が選べるようで、上記の大手よりもうちょっとマシな旅行ができそうです。

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  77. フェアバンクスの冬のオプショナルツアーあれこれ
  78. フェアバンクスの冬のオプショナルツアーあれこれ
    ★犬ゾリとスノーモービル体験
     犬ゾリ&スノーモービル/犬ゾリのみ/スノーモービルのみ(すべて送迎・スナック付)
     約30分〜1時間135米ドル〜165米ドル
     (ながしま注釈:チェナ温泉に行くのであれば,それぞれ40ドルづつ計80ドルくらいで遊べます)

    ★チェナ温泉・イブニング・トリップ
     約12時間(送迎・夕食付)快適なログ・キャビンでお食事・屋内・屋外の温泉
     ジャグジーでくつろいで、高台にあるロッジでオーロラ観測を。
     水着をお持ちください。165米ドル
     (ながしま注釈:昨年140ドルより高くなっています。)

    ★アラスカンディナーとオーロラウォッチング
     約8時間(送迎付)125〜135米ドル
     アラスカの一般家庭を訪れて、ホームスタイルの夕食とオーロラウォッチング
     アラスカの人々の生活に触れられるチャンス。
     (ながしま注釈:結構高いです...)

    ★マッキンレー山遊覧飛行
     約2.5時間 220米ドル
     雪化粧をした北米大陸最高峰のマッキンレー山とアラスカの白銀の大地を
     セスナ機にて空から楽しめます。
     (ながしま注釈:値段も,セスナフライトとしては手ごろではないでしょうか
      チャンスが,あれば飛んでみたい)

    ★真夜中のオーロラツアー
     約5時間(送迎・ホットドリンク付) 80米ドル
     フェアバンクス郊外の見晴らしのいいスキー場の山頂ロッジでオーロラウォッチング。
     (ながしま注釈:これが一般的なオーロラツアー)

    ★アイス・フィッシング
     約8時間(送迎・軽昼食・ライセンス・夕食付) 135米ドル
     フェアバンクス郊外の凍った湖にてアイスフィッシング。
     夜は釣った魚を料理して夕食を楽しみます。
     (ながしま注釈:これも送迎付で,ライセンスも入って悪くはないですが
      100ドル以上というのが,ちょっと高いですね...)

    頼み方
     これらのツアーは、日本でもフェアバンクスでも頼めます。  日本からの場合、大手旅行代理店→現地のAIE→受託業者(ツアーガイド)になります。AIEというのは、フェアバンクスにあるツアー・エージェントのことで、ここを窓口にして個々の受託業者へ手配されます。
     現地ではホテル→現地AIE→受託業者(ツアーガイド)、あるいはホテル→受託業者(ツアーガイド)となります。
     このほかにも「地球の歩き方〜アラスカ〜」にも沢山広告が出ていますので、旅行がパッケージツアーでない人は、これを見て事前に日本で頼んでおくといいと思います。
     ちなみに、どこに頼んでも料金は同じです。日本の大手代理店のパッケージと一緒に申し込めば、セットで割り引きもあるかもしれません。つまり現地ホテルで申し込んでも、特別に安いものはないです。料金は協定があるのだと思いますが、横並びです。
     ツアーに迎えに来るのは、個人の場合もあれば、大手の場合もあります。夏には世界中から旅行客が集まるので、ガイドは沢山います。

     しかしながら、ガイドは道の案内ができても、日本語がやっと..ということで、仮に英語でオーロラの事を訪ねてもオーロラの専門家ではないでの、正確に答えれる人は少ないです。オーロラの撮影なども知識のある人はすくないので、できるだけ日本で情報を集めておきましょう。
     また、少人数で移動する場合もあるので、英語が出来た方がいろいろな話が出来ていいです。さもないとシ〜ンとなってしまいまいます。ガイドさんは、みんな必死になって日本語を勉強しています。

     オーロラツアーにあ「オーロラ保険」なるものもあります。もう20ドル追加すると、オーロラが出ない場合には、半分返してくれるというものです。80ドルに20ドル加えた100ドルを払います。オーロラが見えなかったら、80ドルの半分の40ドルを返してくれるといいう物ですが、結局60ドル支払うという事です。見えたら100ドル、見えなかったら60ドルということになりますが、これをやって見たのが1999年でしたが、今でもあるのでしょうか?

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  79. 使い捨てカイロ
  80. 2000.11.20
     マイナス20〜30度台で考えてみます。
     使い捨てカイロは、普通のタイプと足先用の両方が必要です。寒さは足先からやって来ます。雪の上は結構冷たいので、靴の底から冷たさが伝わって非常に寒く感じますので必要です。
     これ意外に、腰に貼ることができれば、背筋の寒さを押さえることができます。あと、ポケットに入れておけば、手を暖めてくれます。
     それから、写真を撮る人は、ヒザをつくかも知れないので、ヒザのために足先用のを張り付けておくのもいいかもしれません。

    マイナス10度代なら、自分の状態に合わせてカイロを使用しましょう。あまり寒くない時に、カイロを付けすぎると、低温やけどになりますので、気を付けましょう。

     さらに夜の回数が4回ですので、これを基準に考えてみてください。

     カイロは沢山あっても、私はホテルの人などにお土産やプレゼントで持って行きます。日本ではどこそこで買えますが、アメリカではアウトドア用品店で売っています。フェアバンクスでもBigRay'sなどで1個数ドルで売っています。非常に高いです。

     カイロが冷えて固まるという話がありますが、衣服の中や靴の中なら、カイロが冷えて固まることはありません。カメラに取り付けたりする場合には、あっというまに固まってしまうので、ダメです。

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  81. 最北のビール工場
  82.  この前、ホテルへメールしたとき、最北のビール工場について教えてもらいました。SILVER GULCH Brewing and Bottling(シルバー・ゴーチ)というビール工場です。さっそくインターネットで検索すると、Foxという集落にありました。
    http://www.ptialaska.net/~gbrady/index.html
    Foxは、オーロラツアーのスキー場の途中、あるいは私のオーロラの森の近くですので、フェアバンクスに近い所のようです。
    金曜日の夕方5時ー7時に行けば、試飲ができるようですが、今回は金曜日がないので、残念です。

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  83. 25セントコイン
  84. 2000.12.8 アメリカのデザイン25セントコイン(クオーター)の話し
     このまえの、我が家に留学生が来ていた時の事、お金の話になり、弟の「焼そばクオーター1976」の話をしました。私の持っているクオーターをついでに出して見ていると、それまでは気がつきませんでしたが、変わったデザインのクオーターがありました。
    留学生の話によると、毎年、数州づつデザインの違うものが発行されるとのこと。
    調べてみると、次のことがわかりました。

     今まで25セントコインの特別なデザインといえばアメリカ建国200周年を記念した1976年のものでした。(これが焼きそばクオータ−)そして20数年ぶりに新しいデザインが発表されました。今回は何と10年間かけてアメリカ50州のデザインのクォーターを作ろうという大掛かりなものです。毎年5州づつ作られて行きます。

    1999年デザイン
    ●デラウエア州:馬に乗ったシーザー=ロドニー
    ●ペンシルバニア州:「徳・自由・独立」という州のモットーを表す女性
    ●ニュージャージー州:革命の十字路の言葉とデラウェア川を渡るワシントン
    ●ジョージア州:「知性・正義・中庸」のモットーと名産の桃
    ●コネティカット州:代表的な景観の石塀とオークツリー

    2000年デザイン。
    ●マサチューセッツ州:独立戦争のヒーロー・ミニットマン
    ●メリーランド州:州庁舎のドームとホワイトオークの葉
    ●サウスカロライナ州:小型のヤシの木とカロライナ・レン(日本語ではミソサザイと言うらしい)
    ●ニューハンプシャー州:ホワイトマウンテン地区にある人面岩・オールドマンオブマウンテン
    ●ヴァージニア州:??

    今現在、私のもっているのは、コネチカットの「オークツリー(樫の木)」とジョージアの「桃」です。もうちょっと集めてみようと思います。

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  85. レンタル防寒着
  86.  レンタル防寒着はホテルで借りる事ができます。しかしながらサイズとかありますので,できれば事前に申し込みできるといいです。数も限りがあり、現地で申し込んで、もしなかったら大変ですから。
     98年の時には,ウェストマーク・ホテル・フェアバンクスを利用しました。(窓口はJTBのツアーでした)ここには,AIEという旅行エージェント会社の窓口があり、ここでウエアのレンタルをしていました。このときには,ツアー代金にはいっていたので,別料金はなかったです。
     ただし,フェアバンクスのレンタルウエアの大手でもあり,「青のウエア」には,みんな同じスタイルで「AIE」の文字が...一目で日本人ツアー客だとわかります。

     レンタルウエアの料金は,1日2000円または20ドルだそうです。

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  87. レンタカー
  88.  アラスカの広大な大地を自分で運転できれば、自分の時間でアラスカを楽しむ事が出来ます。 そこで必要なのが車ですが、取りあえずレンタカーが簡単でベストです。 日本の料金に比べものすごく安いのでうれしいです。
     フェアバンクスの場合、空港にしかレンタカーを扱っている所がないので、 飛行機から降りたらレンタカーをすぐに利用したいです。

     レンタカーで気をつけたいのが、ドアロックです。
     日本だと,大抵の車が、内側ロックしてドアを閉めても,そのままドアを閉めるとロックはあきます。
     ドアの鍵穴にキーを入れてまわすと、集中ロックですべてのドアの鍵が開いたりしまったりします。
     しかし、私の利用した車は大抵この予想とはちがいます。(これがアメリカ式かもしれません)
     車内からは集中ロックができる。
     ドアの鍵穴では集中ロックにはならない。これだけならまだしも
     ※まず内側でロックをしてから,外に出てドアを閉めるとロックがそのかかってしまいます。
     このため、すべてのドアをロックするためには、
      1.内側の集中ロックを操作する。
      2.車のキーを確実に手に持っている事を確認して車外に出る。
      3.再度キーを手に持っている事を確認してドアを閉める。
    ということになります。2.3.が必要なのは、日本ではドアを閉めただけではロックはあきます。アメリカは閉ります。 この感覚の差がとんでもない事になります。
     うっかりすると,エンジンをかけたまま、ここでうっかり内側ロックボタンを押さえて、車外に出てドアを閉めると....最悪の事態になります。

     レンタカーとはちがいますが、ホテルへの送迎の車のフロントガラスにヒビが入っているのを見た事がありますか?
     フェアバンクスの車は,ちょっと年期の入っている物はフロント窓ガラスにヒビが入っています。マイナス50度にもなると,車内と外の温度差が激しいので,例えば、ガラスコップに熱い湯を注ぐと割れるようにヒビが入るのです。深夜番組のテレビでやっていた「たどりつけばアラスカ(Northern Exposure)」でも、ちょくちょくフロントにヒビの入った車が登場していました。

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  89. 国際運転免許
  90.  海外で車の運転となると「国際運転免許証」が必要になります。
     「国際免許」とありますが,運転技術を確認して発行しているのでなく,日本で正当な免許を有しているので, これを証明する..みたいな「ただの証明書類」なのです。だから手数料だけで誰でも発行してくれます。  アメリカでも国際免許証の提示の他に,本来なら日本の免許証を提示しなければならないのです。 つまり,日本の免許証を所持していないと,国際免許だけではアメリカでは不携帯なのです。日本の免許証の提示が本来は必要なのですが,面倒なのと見ても分からないので、たまたま、そこまでチェックしないというわけです。

    国際運転免許証の取得について
     国際運転免許証の有効期限は1年です。そこで注意が必要なのが、パスポートの有効期限と運転免許証の有効期限です。 パスポートの有効期限が1年以上でも1年以下でも大丈夫のようですが、運転免許証の有効期限が1年以内の時には注意が必要です。

    このような説明を受けました。
    (1)1年有効の「国際免許証」が必要なら、すぐに運転免許証の方を更新すること。この場合、通常であれば「更新してから3年」の有効期限が、誕生日より1ヶ月以上前の更新なので、「3年以内の誕生日まで=現在から2年プラス数カ月先の誕生日」ということになる。その先の更新の日は、なにもしない時より1年前倒しとなる。
    (2)免許証はそのままで、国際免許を交付するが、申請時の旅行が終了したらすぐに返却する事。誓約書を提出する事。
    ということで(2)になりましたが、普通(1)になるようです。(1)の場合更新が1年早まるので注意が必要です。

    例)免許の有効期限2001年7月31日で、国際免許の申請が2001年4月1日の場合。
    何もしなければ、2001年7月に更新、そして3年の期限の場合、2004年7月の更新となります。
    ところが、2001年4月に免許更新をしてしまうと、次の更新が2003年7月まで、となってしまいます。
    手数料も安くないので、1年の差は大きいです。

     これを避けるためには、運転免許の有効期限が1年に近付いたら、国際免許を取得しておく事をおすすめします。もちろん海外旅行の予定が近い人に限ります。

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  91. 冬のアラスカ運転術
  92.  レンタカーのタイヤはスタッドレスタイヤです。間違ってもチェーンをかけている車はいません。 そんなことをすれば、低速走行になってしまい、たちまちみんなの迷惑になってしますからです。 みんな雪道でも制限速度(約60-90km)を守って走ります。
     もちろん、私も道路に雪があっても凍っていても、ちゃんと制限速度の表示の早さで走ります。 さもないと追突されてしまいます。
    (日本で雪道をノーマルタイヤで立ち往生していたり、チェーン巻いてノロノロ走っている車を見ると アラスカの雪道を思い出します。 安全運転とは、私が思うに、走りにくい道をゆっくり走るのでなく、そもそもそんな運転しかできない、技術がない、 装備がないのであれば「安全のためなら最初から雪道の運転をしない」ことだと思います。)
     そんな雪道の運転に自信のある人には、冬のアラスカの運転は日本でのストレスを吹き飛ばしてくれます。(笑)
     道を覚えるのもけっこう楽しいですよ。

     時速90キロで走っても、町中ではときおり信号がありますので、ちゃんと止まれるように、気を付けなければいけません。 割と黄色の時間が長いので、止まりやすいです。信号の変わり目は広島とほぼ同じタイミングですの楽です。 (青は進みなさい、黄色は進んでも良い、赤は注意して進め...というほどひどくはないですけど...笑)

     でもみんな手前で速度を落とすので、ちゃんと止まっています。たまに、信号の手前に長いスリップ痕あるので、 自分も追突されないように気を付けないといけませんし、自分もスリップしないように気を付けないといけません。
     レンタカーにはABSがあるので、日本の自分の車より雪道ブレーキは楽です。 ABSなしの私の車の場合は、雪道や凍結路ではスリップギリギリの微妙なブレ−キングを絶えず要求されますが、 ABSがあるレンタカーはそれよりは楽です。

     交差点の右左折、道路外の施設からの発進など、進行方向を間違えてはいけません。 慣れるまで、かならず、呼吸を整え、頭を整理して、余計なこと「次はどこ行こうか」「道はどっちか」「腹減ったなぁ」 考えないようにしなければいけません。行き先を決めて、道を決めてから出発。 そして運転中は特に交差点では道路の進行のみを考えるようにしましょう。

     絶対カーブに入る時には、進路を頭で描いてから進入するようにしましょう。
     私の場合、慣れない頃には、出発前の日本で大きな交差点を見ながらイメージトレーニングをします。 忘れていけないのが、ウンカー、ワイパーのイメージトレーニングも忘れてはいけません。 これらを1週間ほどしたりもしました。

     あと便利ななのが、クルーズコントロールです。市街地を抜けると何十キロも信号のない道ばかりです。 道路に雪があっても、ちゃんと曲がれる用に設計されているので、カーブで減速というのがほとんど必要ありません。
     わたしも雪道カーブでもあんまり減速しないほうなので、速度は一定のままです。 そうなると、アクセルの加減無しで一定速度でず〜っと走れるのが楽です。

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  93. これでおしまい
  94.  今の所は、これでおしまい。