アラスカ日記2000年12月16日〜22日
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2000.12.16
とうとう4度目の挑戦も大成功!!

今日はお疲れモード手短に...
予定を1時間おくれて着いたフェアバンクスは「快晴」
今夜のオーロラ期待大でしした

22時予定していた郊外の森へ行きました。
23時40分頃から、ぼちぼちと光の筋が徐々にあかるくなり、 それから、午前2時まで15分交代で明るくなったり暗くなったり、 「とびきり」ではなかったですが、まずますのオーロラでした。 60点てところかな

 関西国際空港へ 午前7時に実家(広島県比婆郡)を出発しました、例年なら雪のある 時期ですが、今年はまだ、雪がつもることがないのです。 7時40分に出発したバスは予定通り新大坂に着きました。

 ここから「はるか」号に乗るのですが、バス乗り場と、地下鉄の改札、 そして在来線への行き来は、重いカバンを持ってはけっこう大変です。 階段をのぼる時はけっこうくたびれます。

 「はるか」は、あいかわらず、がらがらの状態。 こんなんで、儲かっているのか不思議です。
 団体カウンターでチケット受け取り、すぐさまチェックイン... しかし、念願の窓際はとることができませんでした。 国際線で窓際でないのは、久々の感じです。
 予定より10分早く大阪を飛び立った飛行機は、順調に飛んで行きました。 毎度のことなのですが、北のそらにオーロラが見えないだろうかと、 トイレに立つ時、窓を見るのですが、北極星の低さから、かなり南よりの コースを飛んでいることが分かります。
 結局残念ながら、オーロラは見ることができませんでした。

 機内食も、あい変わらないメニューでした(笑)

 予定通り、シアトルに着いたのは、シアトル時間で午前9時前、日本では 12/17の午前2時です。家を出たところからすでに19時間たっています シアトルは曇りときどき雨という状況でした。

 チェックインする時に、久々のトラブル、なんと「あなたの席がないので、シートの決定はできない。飛行機が出発する前に、あなたの席を教えるので、それまで 待っててほしいとのこと。絶対あなたの席は確保してある」
 しかも飛行機は、予定の20分おくれでした。 シート番号のないチケットを持って、よくわからないチェックインの後 シアトル空港で、毎度頂いている、真っ黒いスープのうどんを食べました。
相変わらずの味でした。(笑)

 パソコンコーナーでちょっと遊んだ後、いよいよシアトル→フェアバンクスの 飛行機の搭乗時刻です。しかし、いつの間に40分おくれの表示に、しかも 私のシート番号は未定...大丈夫だろうか...そんな不安が頭を過りました。
とうとう飛行機の遅れは1時間に...これはちょっとまずい (どう、まずいかは後で)
 しばらして「ミスター・ナガシメ」のアナウンス
??流し目とはなんぞや?? もしかして...カウンターに行くと、そこには チケットが用意してありました。ほっとしました。17F つまり左の窓側でした しかし、外はものすごい嵐でした。

 予定を1時間10分おくれて出発しました。
ほぼ午後2時でした。日本では午前7時、ちょうど家を出発したところから 24時間たっています。
 やはり、天気はよくなく、ずーと下界は曇天で、地上の様子は見えませんでした。

 アンカレジへは1時間遅れで着きました。このころから、周囲の雲がなくなり 好天になってきました。 アンカレジの乗り継ぎも、そこそこにすぐに飛び立って行きました。
 フェアバンクス周辺まできたところ、快晴状態になってきました。 「今夜は確実かな?」そんな期待のもてる状況でした。
 フェアバンクス空港には予定の50分遅れの18:50に着きました。 日本では12/17のお昼12時55分でした。 すぐにレンタカーの手続きをして、フェアバンクスのダウンタウンへ行きました。
 今年はみちを間違えずに、真直ぐにダウンタウンへ向かい、一番気になっていた レンタル電話のところへ行きました。
 うまく借りることができ、ほっとしてホテルへ向いました
 ホテルのチェックインが完了して、9時過ぎに第1夜目のオーロラを 見に出かけました。 途中、夕御飯がまだなので、近くの24時間営業のスーパー「Safe Way」 に行って、お惣菜コーナーで鳥の空揚げと、サラダを買いました。
今回は、チェリーコークは、ちょっと様子を見てから買うことにします(笑)
途中、気温表示はマイナス28度と表示していました。2000年2月に毎晩通った森の入り口の所まで行って、オーロラを待ちました。 先ほどの空揚げとサラダを食べながらオーロラの表れるのを待ちます。
空は快晴!! 冬の天の川が頭の上を横切っているのがよくわかります。

23時40分、いよいよ空の一部がうすすく光り始めてきました。
カメラの準備もOK
しかし、気温はマイナス30度になりそうな感じです。
カメラが凍りそう...そんな感じです。

24時を過ぎたあたりから、光もずいぶんと明るくなって、北の方で 少し小さいですが、ゆらゆらとうごめくオーロラが表れました。

何度見ても飽きない光です

これほどの低温ではカメラがいかれそうでした...というかカメラも凍り付く寸前でした。
なんとか数コマはフィルムに納まっていると思います。

光はやがて薄くなっていきましたが、依然として空の北半分を覆っています。 午前2時頃になって、ずいぶん薄くなったのと、次が表れそうにないので この夜は諦めて帰ることにしました。