アラスカ日記2000年12月16日〜22日
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2000.12.20
(無事に帰国しました。これを書いているのは12/24です)
20日は、いよいよアラスカ最後の日となりました。
昼までのんびりとすごし、昼からアラスカ大学博物館へと
向かいました。今年2月の旅行以来、アラスカの自然だけで
なく、歴史や文化をちょっとだけ勉強しました。
その勉強した内容についてさらにいろいろ知っておきたいと
思うことがあり、再びアラスカ大学博物館へと行きました。
数々の展示物の一つ一つをゆっくりと見ながら、いろいろと
勉強をしました。
2時間程ながめて、窓の外を見ると低い太陽がもうすぐ沈み
そうでした。時刻は2時過ぎ、間もなく短い短い昼が終わろ
うとしています。
やがてアラスカ山脈の稜線に太陽は消えていき、とても
きれいな夕焼けとなりました。
空はすっかり晴れ渡り、今夜のオーロラに期待大です。
短い昼も終わり、あっという間に夕方〜夜になりました。
短い期間でしたが、携帯電話を返却に行きました。おかげ様で、事故
やトラブルもなく、安全に旅行をすることができました。
次は、飛行機の席が、いいのが取れないかなぁ...と速めにチェック
インをしようと飛行場へと向かいました。
しかしながら、予約の関係で、予定のAの列の席は取れませんでした。
あきらめながら、(本当はチェックインした後飛行場を離れてはいけ
ないのですが、)夕食はホテルで教えてもらった、ノースポールの町
の中華料理店パゴダへ行きました。
以前なんとなく教えてもらったような記憶がありますが、初めて行き
ました。メニューは5ドルとか10ドルとか、割と安いおみせでした。
チャウメンとチキンと焼飯の「ランチ」みたいのを頼みました。
これがいよいよ最後のフェアバンクスでの食事です。
濃い味付けを想像していただけに、わりとあっさりした味はとても美
味しかったです。日本で食べるような中華の味でした。
(いよいよ最終回)
最後のオーロラ観察はノースポールの町はずれにある、洪水調整用の
堤防に行きました。ここはチェナ川の大平原の中に作られた堤防で、
1957年に深さ1mもの洪水がフェアバンクスを襲いました。これを避け
るための堤防で高さ5-6mありますが、この堤防の上からの眺めは、な
かなかのものです。
南には大平原とその彼方のアラスカ山脈、北にはチェナ川の平原と北
のブルックス山脈(だと思うのですが、ホテルの人はブルックス山脈
は見えないよ...といいます。真相は調査中)のような山々が見えます
最後の夜は、天気が良くなりしーんとしたこの堤防からたくさんの星
が見えました。たまにスノーモービルの音が聞こえて来ます。
頭の上近くの北極星と、南に低いオリオン座ががハッキリ見えていま
す。白鳥座は、クリスマスシーズンに北米、北欧では西の空にきれい
な十字架の形になって見えます。その白鳥座〜カシオペア座〜ふたご
座〜おおいぬ座にかけて、頭の上を通過するとてもきれいな天の川が
見えます。
星を眺めながら、あっという間のアラスカ旅行を振り返りながら、オ
ーロラが出てくるのを待ちました。今夜のタイムリミットは10時30分
とうとう、タイムリミットがやって来ました。
ホテルにもどり最後のさよならを言い、空港へ向かいました。
飛行機は定刻通りに出発し、シアトルへ、シアトルからは左側の列の
窓際でしたが、天気が悪く、ずーっと雲ばかり。そして大阪へも無事
に着き、あっと言う間の旅行は終わりました。
(短い間でしたが、おつきあい有り難うございました。)