アラスカ日記2001年12月26日
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2001年12月26日の日記
　昨夜は寝苦しい夜でした。というのも気温が非常に上がっていて、朝起きてみると、プラス３度とのこと。まさに夏の夜、蒸し暑くて眠れない...そんな感じの夜でした。

　あまりにも暑いので、暖房とめて、窓をあけて寝ました。夏なのか冬なのかぜんぜんわからなくなって来ました。もちろん、アラスカに来て、初めて経験するプラスの気温です。雪も氷もどんどんとけて行きます。春が来るんじゃないかと錯覚しそうですした。

　昼からは、この前のパーティに来ていたおばちゃんが、『連れて行ってあげよう』ということで、私にとって初挑戦の「クロスカントリー・スキー」に行きました。場所はアラスカ大学の少し先にある大きな湖でした。この時期は湖面はもちろん凍っていて、人が入っても平気です。真っ白な湖面にスキーで入ると、すごく気持ちが良かったです。ダウンヒル（斜面を滑り降りる、いわゆる普通のスキー）はした事があるのですが、クロスカントリーは初めてでしたがこんなにも楽しい物だとはおもいませんでした。

　最初は、足がバタついた感じでしたが、少し進んだら慣れて来て、マイペースで進めるようになりました。しかし、連れて来てもらったおばちゃん２人の早い事、早い事、運動不足ぎみの私は全然かないません。それに借りたスキーにちょっと不具合があって、滑りにくかったのもあり、その差はだんだんと開いて行きます。（笑）

　１周で約２キロくらいある湖の周回コースはとても気持ちよく、白い雪と、黒い木（トウヒ＝エゾマツ）のコントラストがとてもきれいです。こんな景色を見ながら約２時間ほどマイペース４周も滑りました。

　ここには、他にも約１０人ばかり来ていましたが、みんな思い思いのスタイルで楽しんでいました。こんな環境が車で１０分もかからないところにあるなんて、すごくうらやましいです。

午後はさすがにクロカンで疲れたのでちょっと休みました。夜になっても天気は曇ったままで、今夜はオーロラは出そうにありません。