アラスカ日記2001年12月27日
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2001年12月27日の日記

今日も1日中くもり、朝の気温は0度、夜になってやっとマイナス6度になりました。暑くて苦しい感じです。

 今日は、今まで行った事のなかったフェアバンクスから西の方へ行ってみました。といっても、危険地帯などなく、アンカレジへと続くハイウエイを進だけでしたが...地図を見るとこの道は尾根づたいにあり、もしかしたらオーロラ観察に適した場所があるかもしれない、あるいは高台からフェアバンクスが見えるかも知れない。といったものでした。

 約30ふんくらい進むと、思った通り道路の両側が開けた所があり、なんとマッキンリー山も見えます。もちろん荒涼としたフェアバンクスの南側の原野を見渡す事 のできる所もあり、なかなかいい場所でした。(オーロラ観察に適した場所はありませんでした。)

 マッキンリー山は、はるか彼方にあるのだけれども、その姿は他の山々と違ってすごく堂々とした物でした。ここへ月曜日にこの山の上を飛びましたが、上から見ても横から見ても本当に「すごい」と感じる山です。(マッキンリー山を紹介している本には、いわゆる「ふもと」からの立ち上がり方(ふもととの高低差)は、世界一だそうで、最高峰のエベレストと比較しても高低差は十分に勝っているそうです。)それだけすごい山です。

 午後3時になると雲の下のほうの切れ間から太陽が顔を覗かせました。そういえば今日は、お昼前に日の出のあと、雲の切れ間の下のほうで少し輝いたあと、雲の中へと入ってしまった太陽は、沈む少し前だけ、また顔を覗かせてくれました。

 太陽が沈んだ後、太陽の周りの明るい赤い部分がしばらく見えていますが、およそ1時間かけてその明るい赤い部分も消えて来ました。雲の向こうの薄明かりがなくなるまでおよそ2時間かかります。5時には敢然に真っ暗になりました。

 帰り道、99年に行ったムース・マウンテンというスキー場に寄ってみましたが雪がすくなくて閉鎖中でした。アラスカ大学をぐるっと回って帰ってみると、今日1日で125マイル(200キロ)も走っていました。

 今日のお昼は、「たこベル」のタコス、夜は「ピザハット」のピザと、ジャンクフードの1日でした。スーパーにハロー・キティちゃんのカップヌードルを売っていました。アメリカでも人気なのだろうかと思いました。

 夜になっても雲は晴れず、今日のオーロラ観察はお休みです。

おまけ

12/25に、スーパーでいわゆる「クリスマスケーキ」を探しましたが、やっぱりありませんでした。あのスタイルのクリスマスケーキは日本にしかないようです。(もう少し情報を集めて見ます)それから、七面鳥の話で、クリスマスの時に日本ではチキンをたべることもあると話したら、だいたいは七面鳥かたまにカモだそうです。