アラスカ日記2000(2月5日〜2月14日)

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2/11(金)のお話し

 いよいよアラスカの現地からレポートも最終回かな。


 今夜(金曜夜)が、アラスカからインターネットの できる最後の夜になります。
 といっても、アラスカを出発するのは、土曜日の 夜中24時を回って、正確には、日曜日の午前1時、 そして、朝の5時過ぎにシアトルに着きますが、 「どーしろ?」って時間ですよホントに...
(ぶつぶつ)

お昼は、やっぱりタコベル...かなと思い、タコス にしました。数年前のサンフランシスコで食べた タコスとは、やはり味も形もかわっていました。
 あの「まず〜い!」という感じはなくなり、 軽いサラダにチーズ、そしてあの「皮」で半折で はさんである形です。
 特製のチリソースをかけて食べると最高の味です。


 そのあとは再びノースポールのサンタクロース ハウスに行きました。
駐車場には見覚えのある大型バスが...昨日、チェナ 温泉で見かけた御一行様のようでした。

 今日は、店の奥にサンタさんがいて、いっしょに 写真に写ってもらいました。
 ところで、そのサンタさん、あの暑苦しい衣装 (ながしま経験済み)で、椅子にすわって、もちろん 愛想を振りまいているわけですが、その合間にも なにやら忙しそうにしています。
 実は、一生懸命世界中の子供たちのために、 300日以上も前から、というか年中クリスマス カードを書いているそうです。
(12月の忙しいときには、バイトや手伝いも来るん  だろうな...とふといらんことを考えてしまい  ました..........笑)

 ちなみに、あの、クリスマスをカウントダウン している時計も日付がちょっとだけ減っていました。 (笑)


 それから、またさらに、ノースポール東の場所 にある、「湖畔でオーロラをバックに記念写真」 の場所であるチェナ・リバー・レイクへ行きました。

 雪をかぶってまっ白い大きなかたまり..というか 高さ10mほどの「土手・堤防」みたいなのが数キロ に渡って続いていました。
何だろうなぁ...と思いながらその横を平行走りました。 (あとで聞いたのですが、1967年にフェアバン クスで、チェナ川が氾濫する大洪水があり、市内は 1mもの深さで水に覆われてしまったとのこと。
 私の泊まっている、フェアバンクスホテルも、その 当時にはすでに、今の場所にあったそうで、やはり 洪水に浸かったそうです。
 洪水の終わったあとに、洪水防止のための堰が 作られ、あふれた水を別の川へ流すための、堤防・ ダムだそうです。ちなみに、作られてから一度も 堰を止めたことは無いそうですが....)

この土手のまわりの景色も、北国!!という感じ でした。土手の上に上がって見ると、さらに広い 景色が広がっていました。こんな感じです...

 風もなく、音もなく、ただ白い地面と、樹木が はるか、かなたまで続きます。
 そしてその向こうには、頂きに雪をかぶっって でいるあろうアラスカ山脈の切り立った峰のシル エットが、地平線のかなたで、立ち上がっていま す。
 空は、低い太陽が夕陽になる少し前、やがては 赤色に変わるであろう、その少し前の黄金色で雲 を染めています。
 ここではいつもながらの時間が過ぎているのか もしれないが、自分にはとってもゆっくりに感じ られました


 雄大な景色をあとに再びフェアバンクスの街へ 次は注文していたスモークサーモンを買いに。
 前回火曜日に行ったときには、はちょっと機嫌 の悪そうなおばちゃんが、なぜか今日はとても 機嫌が良さそう。
 お金を払ってくれる...というのが理由かな? などと余計な事を考えながら、サーモンを受取 りました。

 夕食は、今回まだ食べていない、タラバガニ (KingCrab)にチャレンジです。雰囲気が良 かったので、トナカイを食べたあのレストラン へ行きました。(名前はもちろんトナカイ・レ ストランじゃないよ、PumpsHouseといいます。)
 何度食べてもとっても美味しいアラスカの タラバガニです。

夜は...とうとう、ものすごい曇り空になって います。
残念ながら、オーロラもちょっと見れそうに ないです
(続)